700kbpsの速度で何が出来るか WiMAX2+の規制値を体感してみた

wimax2

これまで無制限通信出来るモバイル回線として、特に固定回線をもたない人に固定代替として人気の高かったWiMAX2+ですが、2015年4月より通信量制限が始まってしまいます。

月間での通信量制限はありませんが、3日間での通信量制限が生まれ、直近3日で3GBのデータ通信量を利用すると、速度制限が短期間ですが発生してしまうという内容です。

 

通信速度は極端な制限はされません。例えば128kbpsや200kbpsという正に「制限!」という速度ではありません。制限に関しては「YouTubeの標準画質が流しで楽しめるぐらい」とUQ側が参考値にしている「700kbps」というのが制限の目安になるそうです。

ここで気になるのが、この制限速度の700kbpsという速度でどういったことが可能で、どういったことが不可能なのかということだと思います。制限後でもどれだけ通信環境が快適なのか、これからWiMAX2+を使おうとしている人が最も気になっている内容でしょう。

そこで今回は700kbpsに限りなく近い速度を出す回線で、擬似的にWiMAX2+の規制速度を体験してみて、そのレビューをしてみたいと思います。

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700kbpsの参考になるUQmobile

まずこの実験に際して、700kbpsの速度を出す回線が必要になってくるのですが、それにはUQmobileの無制限プランが適任かと思われますので、それを利用してみます。

UQmobileの無制限プランはデータ通信量の利用は無制限ですが、速度制限が常時かかっています。制限は500kbpsですが、実行速度は大体700kbps前後出ています。

実際に測ってみた速度をご覧下さい。

700kbps

このように常に700kbpsの速度に近い数字が出ています。しかも時間帯で変動もしません。安定した700kbps回線と呼んでいい状態です。

 

どこまで快適に使える速度か

それでは早速700kbpsの速度でどこまで快適なネット接続利用が出来るのかということを検証してみた結果を報告したいと思います。

まず全体的に、前回報告したぷららモバイルLTEをテザリングでパソコンで利用した感覚に近い利用感です。あちらは1~2Mbps、WiMAX2+の規制値の想定は700kbpsですので、若干ストレスは増えるような感覚です。

ぷららモバイルLTE定額無制限プラン、テザリングでPCに繋いで固定回線並に作業することは出来るか実験してみた | 格安スマホ回線研究所

 

ネット

まずはネットからですがこちらはぷららモバイル同様にあまりストレスを感じ難い、普通に使える十分な速度です。

サクサクで快適なほどではありませんが、スマホでの利用もパソコンでテザリング経由で使っても、数秒は確実にかかるものの利用には支障をきたすことのないレベルです。

700kbpsに規制をされたと言っても、普通にネットに接続して調べものをしたりするぐらいなら何も困りません。

スマホもパソコンも速度の低下は感じてもストレスは変なサイトをみない限りは感じないと思います。

 

動画

動画についてはWiMAXの関係者が言うように、標準画質に落とせば、数回止まることがあっても快適に通信が出来ています。

ただしこれ以上の画質での視聴はほぼ不可能です。HD画質(720p)以上の動画の場合はかなり頻繁に再生が止まるため、700kbpsでは視聴不可能な環境になります。

ぷららモバイルLTEの無制限プランの時でも480pや320pでは止まることもあったため、今回のUQmobileの700kbpsでも止まりやすい傾向はあるのですが、回線品質を考えれば快適には見れるかなという印象です。

 

ファイルダウンロード

ファイルのダウンロード/アップロードはぷららの無制限MVNOが出す1Mbpsでも厳しい環境であることを伝えましたが、700kbpsに落ちた今回の環境ではその厳しさは増しているだけです。

およそ200MBほどのファイルサイズならば、ダウンロードするサーバーがしっかりしていれば30分から1時間程度で何とか全容量落とせるのですが、それ以上のファイルサイズだったりダウンロードする際のサーバーのスペックが高くない場合には、大したファイルサイズでもないのに2時間以上の長丁場になってしまいます。

パソコンで大容量のファイルとなるとゲームやPCソフトの利用のために必要になってくるものが該当するかと思われますが、こうしたファイルは高速通信が可能な時に落とさないと大変な時間がかかってしまうことになるでしょう。

 

その他ネットを行う上で気になること

その他でこの度WiMAX2+が規制速度に指定した700kbps前後の速度で気になることというと、動画関連で繰り返しにもなってしまいますが高画質なストリーミングが視聴できません。回線速度によって最適化されたストリーミング視聴の項目があるなら別ですが、ちょっと画質のいいものは見られません。

有料のストリーミングチャンネルなどに加入している人は、速度規制にかかっている間はまともにサービスを受けられないことを覚悟したほうがいいでしょう。

ネットゲームもほぼ無理と考えたほうがいいでしょう。特にPC向けは絶望的です。コンシュマーのように設定のダウンロードが必要ないものはもしかしたら一部遊べるものはあるかもしれませんが、恐らく遊べるソフトのほうが例外になるかと思うので、出来ないと考えておいたほうが無難でしょう。

一応ネットゲームの場合、パケットのダウンロードというのはPC向け以外は少ないため、一度サーバーに繋がってゲームが始まってしまえば、pingの高さによるラグはあってもプレーできないこともないかもしれません。

 

まとめ:出来ないことも多いものの、規制値にしては不満はなし

700kbpsというWiMAX2+が予定している規制値は、確かに出来ないことは多いものの、罰則的な速度低下の陥ってしまうその他のモバイル回線に比べれば遥かに良心的で、軽いコンテンツを楽しむのには何ら支障のない速度にはなっています。

動画関係が見れないのはもしかしたら致命的な問題になるかもしれませんが、そこは覚悟の上で契約をするしかなさそうです。

700kbpsという今回の規制速度の目安は、出来ない事もあり限定されながらの使い方になるものの十分使いやすい速度にはなるでしょう。よほど大きいファイルを頻繁にダウンロードしたり、高画質な動画を見続けたいということでもない限り、神経質になる必要はないでしょう。

 

WiMAX2+を契約する場合は、キャッシュバックの多いところが契約の定石です。一番キャッシュバックが多いのはGMOかと思いますが、GMOは解約が非常に面倒ですしキャッシュバックを受け取る条件もちょっと面倒です。

そのため個人的には@niftySo-netがオススメです。ただSo-netはGMOと同じくオリジナルなメールアドレスにキャッシュバック通知がくるため、半年後以降に送られてくるキャッシュバックの通知を受け取るのを忘れてしまう可能性もあります。そのためスムーズなキャッシュバックの受け取りとスムーズな解約をしたい場合には@niftyが総合的にはオススメです。

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規制が開始して若干の使いにくさが生まれてしまうWiMAX2+ですが、規制速度自体は普通にネットをする程度ならば充分な速度ではあるので、それほど心配はいらないかもしれません。

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