新MVNO、『DMM mobile』の評価とレビュー

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DMM.comは新事業としてついに格安SIMの提供、MVNOとしての活動を始めます。『DMM mobile』としてMVNOを開始、業界最安値を実現しました。

またDMMのその他のサービスと、わずかではありますが連動して割引などを発生させていますので、DMMのサイトで買い物をする人や、DMMゲーム内課金などをしているような人には、格安SIMとしてベストな一つになるかと思います。

一見また流行りに飛びついてMVNOを始めたと思われそうなこの『DMM mobile』、そのプラン内容、提供回線の正体について正しい知識を持っていれば、流行りに飛びついて格安SIMを始めたかもしれませんが、通信品質や提供回線の実力はただの流行に乗った企業よりも何倍も上のものが期待できるものになっています。

目新しさに不安を感じ、契約に躊躇する人もいるかと思いますが、中身を知ることでおそらくそうした不安はかなり消えて契約に前向きになるかと思われます。今回はその契約への不安感が消えるように『DMM mobile』の正しい知識を解説したいと思います。

 

多様な料金プラン

DMM mobileは実に65種類、音声通話を込めれば12種類、更にシェアコースを含めれば16種類の多様な料金プランを設定しており、選べるプランが豊富にあります。

最もデータ通信量が少ないものは1GBから、最も多いデータ通信量で10GBまでがプランとして選べます。

1GBの料金は660円。なんとこれはMVNOの中でも最安の1GB料金になっています。その次のプランは3GBになり、1280円というこちらも格安な料金で契約ができます。

通話も出来るプランも契約できますが、定額を加えることで追加される他のMVNOとは少し違います。600円〜800円がデータ通信量によって追加でかかるようになっています。

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解約金

通話専用プランには最低利用期間と契約解除料が発生します。

12ヶ月は通話プランに解約金縛りが発生して、9000円の契約解除料がかかります。

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IIJとの関係

ここからはDMM mobileについて実際にどの程度の速度や使いやすいさを出せる格安SIMなのかということを明らかにしておきましょう。

DMM mobileについては、結論を言ってしまえば、安くて速度や通信の品質が高くてオススメのMVNOである、となります。

その理由は、DMMは今回MVNOに参入するにあたって、IIJmioの協力を全面に受けているという特徴があります。回線設備など、その格安SIM提供に関わる根幹の部分を、IIJmioの設備を使用しているため、ほぼIIJmioの回線と言ってもいいのがこのDMM mobileなのです。

DMMの関わるのは、設定する料金プランや解約金といったユーザー向けの部分となっています。

通信網がdocomo、速度や安定性に関わる運営設備はIIJmio、ユーザーへの対応やサービス・料金設定などはDMMという分担になっているのが今回の『DMM mobile』です。なので速度や通信の各種品質の部分で、MVNOの中ではもっとも定評のあるIIJmioの設備を使っているため、DMM mobileはその他の新規MVNO事業者とは違い、長年の活動している事業者と同じレベルの信頼のある回線をはじめから提供しているのです。

 

サービス・機能はIIJに追随

こうしたIIJmioとの協力体制は運営設備のみになりません。サービスや通信に関わる機能までIIJmioのものを使っており、その依存度・協力体制の深さが伺い知ることが出来ます。

まず設定した料金がIIJmioとの競合を避けつつ、IIJmioが提供していないデータ通信量を使ったプランをDMM mobileは提供しています。IIJmioでは2GB、4GB、7GBのプランしか出していません。そこで同じ設備を使うDMM mobileでは、わざわざ同じプランを出すのではなく、1GB、3GB、5GB、8GB、10GBとIIJmioが出していないデータ通信量のプランを出しています。

これによって今までIIJmioの通信品質を使った回線は、3つのデータ通信量しか選べなかったのが、DMM mobileを経由することでなんと1GB〜5GBまで1GB刻みでプランを契約することが出来て、最大10GBまでのプラン、データ通信量だけでなんと8種類もの選択肢を得ることが出来るようになりました。

更にその他のIIJの機能も利用出来ます。

高速通信のON/OFF機能。これはデータ通信量を使いたい場面と使わなくても良い場面で速度を出すか出さないかを選ぶことが出来、限りあるデータ通信量を節約して使うことが出来ます。例えばTwitterやradikoのようなアプリを使う場合には、高速通信は必要ありません。低速の200kbpsで十分です。そうしたアプリを使う時には、この切り替えを使ってうまく節約しましょう。

またIIJmioだけが現在使っているバースト機能もDMM mobileは使えるようになっており、低速通信時でも快適な利用をすることが出来ます。
バースト転送についてはこちらの記事で解説していますので、その利点を読んでおいて下さい。

IIJmio/BIC SIMの格安SIMを使ったビックカメラ/エディオン/ノジマの格安スマホ | 格安スマホ回線研究所

 

このように、DMM mobileはただ単に新規に出てきたMVNOというよりも、IIJmioの使える機能を全て引き継いで、IIJmioの適用していないプランを提供するという点において、「IIJmioのサブプラン」とでも言うべき目的を持って運営しているMVNOです。

IIJmioがこれからもっとライバルに勝っていくには、おそらくプランの多様性というものが必要でしょう。ですが今あるプランに更に新料金を付け足したとしても、プランの複雑さが増して今までのIIJmioの持つイメージとは違った印象を与えてしまうでしょう。そこでDMM mobileがIIJmioのグループMVNOの一つとして、IIJmioが提供出来ていなかったプランを提供することで、IIJmioのイメージを崩さずに多様なプランでライバルMVNOと争おうとしているのがわかります。

DMM mobileはIIJグループとして高品質な回線を提供しながら、IIJ本家にはない最安プランと大容量データ通信量プランの提供という役割を請け負ったMVNOということです。

 

キャンペーンで10%の利用金額をDMMコンテンツの購入に充てられる特別ギフト

DMM mobileにはキャンペーンも実施されていて、契約後の特典がいくつか用意されています。

1つは利用料金が2か月無料になるキャンペーン。これは通話対応プランのみが2か月間だけ基本料金が無料になるというもので、データプランは対象外です。

2つ目はDMMゲームに使える1000ポイントギフトです。DMMは現在艦これに代表される様々なゲームを運営していますが、そこのゲーム内課金で利用できる1000円分のポイントがタダでもらえます。

3つ目ですが、DMMではゲームに限らず複数のジャンルのコンテンツを所有しています。電子書籍や動画サービスなど様々なものが用意されています。このDMM mobileを契約すると、その契約したプランのおよそ10%に当たる部分をこうしたコンテンツの購入に充てられるギフト券として毎月利用できます。例えば1000円以上のプランだった場合は100円以上のギフト券が手に入るということです。DMMは非常にコンテンツが多く、利用者ならばさりげなくありがたい仕様と言えるでしょう。NifMoのように購入金額から通信費を割引する形ではありませんが、確実に他のMVNOよりは安くてお得さは上な格安SIMとなっています。

 

オススメ度は高い

IIJmioとの密な協力を果たしているDMM mobile。品質には全く問題がないため、IIJmioが使いたかったけどプランが合わなかった、という場合の人にはオススメできます。

別にそうした事情じゃなくても、安くてIIJ品質な時点で今あるMVNOの中でも上位に入る回線の一つです。

現状私の中ではNifMoとDMMは新規参入MVNOの中でかなりオススメできるレベルにあります。NifMoもOCNがMVNEになっていて、それでいてショッピングで割引が入って最安運用が出来る格安SIMです。

DMMはIIJがMVNEになって、DMMでの買い物に通信費の一部を還元できます。こうしたMVNE元がしっかりした会社で、尚且つ別のサービスを使って割引が発生するMVNOであるこの2つの格安SIMは、まさにMVNO新時代の寵児とも言える特性を持っています。

運営がDMMだからといって品質は悪くなく、むしろIIJが代表して運営しているのでいいほうなので、DMMでの買い物が多い人、ゲームをしている人、IIJのプランに物足りなさを感じていた人は、こちらのDMM mobileは余裕でオススメ可能なMVNOになります。

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