ファンダムSIMの実効速度とプランの評判・評価

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株式会社アイストリームがMVNOとして手掛ける格安SIM「ファンダムSIM」の契約を行い、現在試しに利用を続けています。

実際の利用感や速度の状況などもまだ販売したばかりとは言え確認できるので、その内容と合わせてプランや料金などの提供内容を確認してみようと思います。

ファンダムSIMの大まかな内容についてをまとめましょう。

・399円からスタートする料金プランの一つのみ
・使った高速通信データ通信量で料金が変わる
・最大19枚の追加SIM
・事前に通信上限が設定可能
・利用料金の寄付が可能

こういった特徴のあるのがファンダムSIMです。それでは以下では細かくこれらの内容を掘り下げてみたいと思います。

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398円~の料金プラン

ファンダムSIMの料金プランはちょっと変わっています。同時期に発売されたFREETELと同じようにスタートの料金は非常に安い398円から使うことの出来るプランになっています。そして従量制を採用し、使った分に応じた料金が加算される仕組みになっています。上限となるデータ通信量は7GBまでで、それ以降の利用では速度が制限された状態で使うしかなくなります。

料金は使ったデータ通信量が1GBごとに増える度に加算されます。事前に使う分の通信量を定めて、上限を7GB以外のプランにする事も出来ます。今のところこれはアプリなどではなく会員ページからのみ対応したやり方です。例えば上限を4GBに設定した場合、4GB使った後の通信速度は200kbpsに制限され、以降通信量が増える事はなく料金は4GBのものが適用されます。

仮に4GBを上限に指定し、3GBまでしか使わなかった場合には3GBの料金が適用されます。

料金とデータ通信量 データプラン SMS付き
~200MB 398円 518円
~1GB 598円 718円
~2GB 750円 870円
~3GB 850円 970円
~4GB 1000円 1120円
~5GB 1270円 1390円
~6GB 1650円 1770円
~7GB 2040円 2160円

まさに使った分だけ料金がかかるSIMカードということになります。

団体向け追加SIM

ファンダムSIMには追加SIMというサービスがあります。

このサービスは結論からまず言ってしまうと、IIJmioのようなファミリーSIMよりも良い内容ではありません。IIJmioでは1つの契約を最大3つのSIMカードで共有することができました。ですがファンダムSIMでは1つの契約は1つのSIMカードという風になっており、追加SIMの意味としては1名義で複数のSIMを管理できるという特典があるだけです。

なのでこの追加SIMについては追加するだけ最低でも398円がかかってくるので、1つの契約を複数SIMで使おうと考えていた人には不向きというか意図していない契約になるでしょう。

音声サービスは9月から、最安のMNP弾?

音声サービスは9月からを予定し、090/080/070番号での通話が可能になります。音声サービスが始まった場合、解約金やMNP手続きの事務手数料の料金によっては、MNPキャッシュバックを目的としてMVNO回線を踏み台にする「MNP弾」として最安となる可能性があります。

現在似たような料金プランを提供するFREETELおよびU-mobile辺りがMNP弾として有効的に利用されていますが、場合によっては最大19回線を追加管理できるファンダムSIMはこうしたMNP弾として絶好の存在になるかもしれません。これは9月に音声プランの詳細が明らかになるまでは不明ですが、一部のMNP弾使いの人も注目すべきSIMサービスになるでしょう。

利用料が寄付になる

このファンダムSIMのもう一つの特徴は、この格安SIMの利用料金の一部がNPO,NGOへの支援寄付金にも利用できる点です。「ファンダム支援SIM」と呼ばれるサービスへの登録をすることで、これまでの格安SIMには用意されていなかった寄付という機能を持っているのです。

株式会社アイストリームでは、MVNO事業の利益を株主配当に回すのではなく、NPOなどの社会貢献活動を行う団体への支援金として配布する「ファンダムビレッジ」を実施しており、その基板となるのが「ファンダム支援SIM」ということになります。

支援できるNPO団体はユーザーが選ぶことが出来ます。現時点では障がい者介護や動物愛護、教育支援団体などが支援可能なNPOとして選べます。

サービス開始直後の速度状況

大体のプラン構成については以上です。続いてはこのファンダムSIMを実際に使ってみてのファーストインプレッションをレビューしてみたいと思います。

まずは接続のしやすさですが、これは体感としてb-mobile以上の快適さはあったため、問題ないでしょう。個人的に通信品質を確かめる1つの指標として、LTEの電波のつかみやすさや接続のしやすさ(要はping)の体感といったものを、それらが極端に悪いb-mobileと比較することで判断しています。このファンダムSIMはスマホ起動時にLTEを数秒で掴み、体感としてのping値も速度計測どおり低めであったので、このあたりの品質の良さは大丈夫そうです。

肝心の速度については全ての時間帯においてほぼ同じような結果になっていることが画像や表からわかるでしょう。

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主要時間帯 通信速度
12:31 5.04Mbps
18:51 11.43Mbps
22:14 5.67Mbps
23:28 4.03Mbps

ファンダムSIMは7月にサービス開始したばかりのSIMであるため、帯域自体に現時点で相当余裕はあるはずです。その状態ですから低速と言われるような数字は出てきません。一方で速度低下についてここ最近突っ込まれることのIIJmioのように、空いてる時間帯に30Mbps以上の速度を出すようなこともなく、非常に落ち着いている結果になっています。

この結果だけでは判断が難しいものの、20Mbps以上の高速さを出さないのはチューニングの問題なのか、それとも現時点で一定の帯域混雑があるからなのかは不明であり、この辺りはもう少し経ってから見てみないと正しい判断は下せないでしょうか。

まとめ:特色はあるが機能などは少ない

支援活動が可能なMVNOという点では非常に面白い特色を持った格安SIMです。自分の使った利用料金の一部がNPO支援に使ってもらえるというのは悪い気はしないでしょう。

問題は格安SIMとしての機能の面でそれほど目立ったものがない、メリットとなるようなものが少ないという不満があります。活用価値がありそうなのは使う分のデータ通信量を自由に決められるという機能ぐらいでしょうか。

それ以外では普通のMVNOとしても機能面の少なさが目につきます。料金の初期値が安いため、あまりネットを使わない中高年層の家族に持たせて、使わせるという利用方法が個人的には思いつく中で一番ピッタリ合う使い方のような気がします。格安SIMに機能やスペック・品質といったものを求めすぎる傾向にある人には合わないSIMではありますが、とりあえずネットが出来れば良い人で付加価値としての寄付サービスに魅力を感じられるのならば、選んでも良いSIMカードになるかもしれません。

速度についてはサービス初期から躓くようなことはなく、まずは十分な通信速度を維持していると言えます。あとはこれが大体3ヶ月後にどうなっているかというのを今後は確認していきたいと思います。

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