freetelのスマートフォンはパズドラやLINEゲームの一部が遊べない root化済みのため

freetelから発売されているスマートフォンには特殊な仕様があります。

freetelから発売されているスマートフォン、「freetel nico」「freetel LTE XM」の2機種で確認されている仕様です。もしかしたらそれ以外の機種でもその仕様かもしれませんが、確認できているのはこの2つです。

LXM

ではこの仕様とは一体何かというと、なんと出荷時からroot化をされた状態で発売されているということです。

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root化はデフォルトの仕様

このroot化という状態は通常全く必要のない行為です。主に機械を弄る人が行わないと機種によっては起動しなくなるなどの弊害もある行為で、キャリア契約のスマホをroot化してしまうと改造行為とみなされて修理保証の対象外とされてしまうことがあります。

root化のメリットで一番わかりやすいのが、携帯キャリアから発売されたスマートフォンだと、最初からインストールされているアプリ(プリインストールアプリ)を削除することができます。これらは古いスマートフォンだと起動中にメモリを消費して動きを重たくさせるので、削除することで動きをよくしようとroot化する人々がいました。

最近だとMVNOのSIMとドコモの中古白ロムを組み合わせた場合、テザリングがドコモのスマホでは出来ないため、内部情報を書き換えることの出来るroot化を利用して、テザリング用APNに変更を加える、なんて利用法に必要な行為です。

ただこれらはSIMフリースマホにおいては必要のない行為ですし、更にroot化を使ったカスタマイズになるともはやマニアにしか需要のない仕様となるため、何故このroot化した状態で出荷するのか理由がよくわかりません。

ただroot化はこの3機種に関しては確実に実施済みで販売しているようです。これはfreetelの社長が2ちゃんねるのfreetelスレに自ら降臨して、ユーザーへの質問に答える形で明言しています。転載禁止のようですので直接の引用はしませんが、流れ的にはLTE XMでパズドラが出来ないという内容に対して、freetelスマホはroot化をした状態で出しているので、出来ないのは仕様であると答えています。

 

root化ではパズドラやLINEゲームがプレイ不可

この特に一般ユーザーが望んでいないroot化によってどのような弊害が出るかというと、上記の文章で既に触れられていますが、パズドラや一部のLINEゲームといった改造行為=root化をしているスマートフォンで利用出来なくなる仕様を入れているゲームが遊べなくなるということです。

これらのゲームはゲーム内のデータを改造して、パラメーター操作やアイテムの不正入手を避けるために、改造の第一歩となるroot化されたスマートフォンでの起動を制限しています。私は試したのは今回挙げているアプリゲームですが、モンストなどのその他のゲームでも現在は通常の仕様となっている可能性が高いため、大部分の人気ゲームが起動出来ない可能性があるという、結構大きな問題を持っています。

子供にゲームなんてやらせたくないという親御さんには嬉しい仕様かもしれませんが、スマホユーザーの中でも一定数を確実に占めるゲームユーザーにとっては、このroot化済みという仕様は全く得にはならないと思うので、ゲームをする予定という方はfreetelから発売されているスマートフォンの仕様には注意しましょう。

 

それにしても何故root化して販売したのでしょうか・・・?

2 件のコメント

    • アップデート配信でルート化されている仕様を塞いできたようですね。
      ですので、この記事についてはほぼ気にしなくていいものになりました。

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