ゲオスマホの良い点と問題点 OCNモバイルONEの速度低下が目立つ

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中古CDやゲームの販売を行っているゲオがスマホ事業に本格的に参入する事になりました。今までもSo-netと提携し中古スマホを利用した「格安スマホ」もどきの事業を行っていたのですが、今回は更に専門の販売員や割賦契約を可能にするなどして、より本格的な格安スマホの事業者として活動して行くようです。

パートナーとしてNTTComと組み、自社の店舗で買取した各スマートフォンを元手に、OCNモバイルONEの格安SIMと組み合わせる事で、中古とは言え多様な種類のスマートフォンを格安スマホとして提供していくようになります。

これまでの格安スマホ事業者と異なり中古のスマホを使った販売手法がおこなわれるということで、非常に面白い取り組みではあるものの、同時に若干の不安さもあるので、今回発表されたゲオスマホについてメリット・デメリットを踏まえた上でその評価を下してみたいと思います。

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ゲオスマホの面白いところ

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中古ドコモスマホと格安SIMを組み合わせられる

これまで販売されてきた格安スマホは、どれも新品のスマホとセットにされてきていました。

これによって新品という事で安心感のある販売が出来ていましたが、販売価格を「格安」に済ませるには海外製の元々調達コストの安いスマートフォンを仕入れる必要があり、品質についてはスペックが低かったりサポートが手薄で壊れやすいものであったりする事がありました。

マイナーなスマホであるため、ネット上での評判なども見つけにくく、「格安」で買えるものの代償も大きかったのがこれまでの格安スマホです。

ゲオでは中古のスマートフォンを扱える強みを活かして、docomoから販売されたスマートフォンに格安SIMをつけることで格安スマホを提供します。docomoから既に発売されているということで、国内でも信頼おけるメーカーの製品であり、評判等もネットで探しやすいものになっています。

中古ということで、スペックが新品の格安スマホよりも数段上のものが同じような販売価格で購入出来てしまう可能性もあります。同じお金を出してスペックでは上のスマホを手に入れられるという可能性があるのです。

中古という点でスペック以外の質を気にする人もいるかもしれませんが、中古であることに抵抗がなければ格安スマホの中では面白い存在になるでしょう。

 

中古スマホを割賦販売

そしてこれらの中古スマホをゲオではなんと割賦購入する事が出来るようになっています。12回あるいは24回から割賦決済の内容を選べます。

中古のスマートフォンでも良いものを選ぶと4万円前後は確実にしてきますから、こうしたスマートフォンを一括で契約しようとしたらちょっと負担が大きくなるでしょう。それが普通の格安スマホやキャリアスマホのように割賦で契約出来るようになっています。

 

1ヶ月間もの初期不良保証対応サービス

中古スマホには一定の確率で初期不良だったり不具合の多い個体というものが混じっています。こうしたものは実際に使い始めて数日経たないとその不具合の実態というものが掴めません。

ゲオではこうした初期不良的な不具合に対して対応する保証サービスを、中古スマホとしては非常に長期な1ヶ月間という対応する期間が設けられています。中古品を購入して使う上ではありがたいサービスになっています。

 

専門店で専門の販売員

また今回のゲオスマホの販売に際して、ゲオモバイルという中古スマートフォン向けの販売店舗を準備しています。この中で、ゲオでは格安スマホのサービスとしては珍しい、店舗においてのサポート体制というものを整備しようとしています。

格安スマホや格安SIMの弱点は、店舗や対人でのサポート体制が非常に薄いという点にあります。この弱点をゲオでは、豊富な実店舗を所有する強みを活かして、設定などの知識の豊富な専門のサービス員を補充する事で、対応しようとしています。

格安スマホについて全くの初心者の人でも、詳しい説明を聞きながら契約する事ができるでしょう。

 

即日音声MNPが可能

そして店舗での受付では、音声回線のMNPを即日で開通出来るだけの設備が整えられています。即日開通のMVNOは数えるほどしかないため、こうしたサービスは電話番号を利用できる空白期間が生じないために非常に便利になるでしょう。

 

ゲオスマホの問題点

OCNモバイルONEで目立つ速度低下

このようにゲオスマホのメリットや面白いところは沢山あるため、これだけ見ると良いサービスのようにも思えます。ですが、ゲオスマホには根幹のところで問題点が存在しています。

それがパートナー格安SIMとしてセットにされるOCNモバイルONEの存在です。

これまでOCNモバイルONEはMVNOの中でも非常に安定して高速な通信が出来る優秀な回線品質を持った格安SIMとして存在していました。ですがここ2015年になってからは特段速度についての結果が目に見えるレベルで低下し始めてきてしまいました。

他の新興MVNO(NifMoやDMMなど)が速度をしっかり出せるようになってきた中では、老舗であったはずのOCNの速度低下はやはり目立ってしまいます。

直近でのOCNの速度はこんなかんじです。

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午前中は帯域が混んでいないので問題ないスピードですが、お昼の一番混む中では規制されていると言ってもいいぐらいの速度低下がおきてしまいます。その後の午後の時間帯もどれも速度は遅めです。スピードという観点からは、他のMVNOと比べても低品質に分類されるほどの速度しか出せていません。

ゲオスマホについては序盤に多くのメリットをあげましたが、それらはどれも購入時のサポートに関するメリットが多かった言えるでしょう。ですが実際に使用する段階においては、低速な環境で利用するしかないMVNOと契約ということになってしまうため、むしろデメリットのほうが大きくなってしまいます。

 

まとめ:セットで買うには格安SIMの問題が大きすぎる

ゲオスマホについては、このOCNモバイルONEの速度問題が改善するまでは、中古スマホ単体での購入にとどめて、もっと別の高速通信が出来るMVNOを選択したほうがいいかと思います。

ただOCNモバイルONEは現在MVNOの中でもシェアがトップということで、その分帯域が常に混んでいるためにこの速度の低下問題を解決するにはかなり時間を擁すると思います。SIMがセットになったゲオスマホについてはオススメすることは当分の間出来ないでしょう。

その分中古スマホの取り扱いという点では種類が豊富なため、お近くあるようでしたら覗いてみるのもいいと思います。ただゲオやブックオフの場合ですと、SIMカード通信の出来ないネットワーク利用制限のかかった「赤ロム」も平然と売られてしまっているため、そこの確認をしっかりすることが必要です。

4 件のコメント

  • OCN利用者です。
    数日前からダウンロードスピードが急に改善された感じがして、スピード測定してみると20MBは出ました。(4月17日夜計測)
    私の住んでいる地域だけかと思っていたら、あるサイトで他のユーザーからもスピード改善された情報が載ってました。
    是非、最新調査をお願いします。

    • 今計測中で、確かに速くなっています。
      速すぎて1日のデータ通信量を3回ぐらいの計測ですぐに使いきってしまうので、月曜か火曜に充分な計測数を確保し終えるかと思いますのでそれを元に記事を書いてみようと思ってます。

  • 現在geo sim検討中でこちらに辿り着きました。
    その後、計測結果が出ているようでしたら知りたく
    コメント致しました。
    よろしくお願い致します。

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