「もしもシークス」は業界初の白ロムを使ったMVNO Xperia Z3とiPhone 6を取り扱い

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今話題を集めているMVNOあるいは格安スマホの販売事業者があります。

それは「もしもシークス」というエックスモバイルが運営するMVNO事業者です。この事業者が今、他社がやってこなかった特殊な格安スマホの販売方法を見せていて話題になっています。この話題になるという意味には、ポジティブな話題はもちろんのこと、運営方法として大丈夫なのかという不安感の強い話題のされ方両方が含まれています。

 

docomoの未使用白ロムと格安SIMをセットに格安スマホを販売

もしもシークスが話題になっているのは、これまで他社のMVNOがやってこなかったことをやってのけたからです。それはdocomoの白ロムとMVNOの格安SIMをセットにして売るという販売方法です。

MVNOが用意している格安スマホという商品は、これまでだとメーカーが直販するSIMフリースマホと自社のMVNOとセットにするという形をとってきました。この格安スマホと呼ばれる商品は確かにこれ単体だけを見ると安いといえなくもないのですが、様々な購入方法と比較するとコストパフォーマンスは実際のところそこまでは良くないという点が問題点として常にあります。

例えば白ロムとMVNOを別々に買うという方法とコスパを比較してみると、同じ料金を払った場合に格安スマホとして契約した場合のほうが、スペックや性能が低く、白ロムとMVNOを自分で別々に契約したほうが、良いスペックのものを使えるという差が出来やすかったのです。

 

なので賢い人は格安スマホとして契約せずに、白ロムとMVNOと分けて契約していたわけです。ではMVNOもSIMフリースマホではなく白ロムをセットにして売ってしまえばいいと利用者の立場からは思いがちですが、白ロムを再販するには古物商の届け出や故障時の保証問題どうすべきか、MVNOの大元であるdocomoやauとの関係をどうすればいいのかなど、多様な問題が生じるために白ロムではなくSIMフリースマホを使ったセットがMVNOでは売られてきました。

白ロムとセットにして売れればスペック的にも十分なものを提供できるため、やりたかったMVNOもあったかもしれませんが、これまで実現したことはありませんでした。

そんな中で、「もしもシークス」はMVNOとしては初めてキャリアの白ロムとセットにして格安スマホの形態で販売を行うとしたため、大きな話題で取り上げられることになりました。

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怪しさや不安な部分はあるが、ある程度はまとも

もしもシークスは、白ロムを扱うに至って古物商の免許を取得し、白ロムに独自の交換保証を与えたりと、これまでのMVNOがやってこなかったことを全て準備して、白ロムを使ったコスパのいい格安スマホを販売しています。

ただもしもシークスが話題になったことの一つとして、白ロムの入手経路が濁されているというその怪しさや不誠実さというものがあります。

もしもシークスでは今回のセットで販売する白ロムとして、docomoから販売されたXperia Z3 compactとiPhone6を扱っています。しかもこの2つはどちらも白ロムの中でも新品未使用品を使っています。この白ロムの入手経路について、もしもシークスは透明性のある回答を避けていて怪しさを感じた利用者から突っ込まれています。

未使用の白ロムというものがどういう経緯でうまれたのかというのは、これから契約する人にとってはその経緯をはっきりさせないと、利用するのに不安を感じることでしょう。もしも盗品であった場合には契約したにも関わらず、スマホが運用途中でロックがかかって使えなくなってしまう危険性があります。

一応これは詳しい人なら気付いていると思いますが、盗品を扱っているというわけではなくてキャッシュバック目的の転売未使用品を再販のために集めたものと見て間違いないでしょう。転売屋が最初から利益を得るためにMNPなどをして契約したスマホで、白ロム屋に渡ったものをもしもシークスがセット用にかき集めているというのが予想されます。転売屋はちゃんとつかまらないように一括で支払うため、盗品や赤ロムになる危険性はむしろ少なく、リスクの低い白ロムであると考えられます。

なのでもしもシークス自体は明言を避けているものの、この怪しさ満点な白ロムはこうした真っ当な転売屋経由で仕入れたもののため、白ロムとしては安心して使えるという不思議な内容になっています。

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最近のインタビュー記事によると、少なくともAppleに話はつけている様子

このもしもシークスですが、キャリアであるdocomoとXperiaの白ロムの取り扱いについては話し合いはしていないようですが、docomo版のiPhoneの取り扱いについてはAppleの許可を受けているようです。

ITmediaの取材に対して答えている内容の中で確かに明言されており、Appleから再販の許可を受けていることでこの辺りは問題がないようです。

MVNOに聞く:「まだ超絶赤字」だけど「撤退します、以上」はありえない――エックスモバイル木野社長 (1/4) – ITmedia Mobile

キャリアから容認を受けていないのでMVNOが公式でやってもいいことなのかは微妙なビジネスでありますが、一応ある程度のツッコミどころへの対策はしっかりしているようです。とりあえず普通にMVNOとして、あるいは格安スマホとして契約しても問題はなさそうです。

 

しかもこれまで関係の深かったU-mobileではなくSo-netがMVNE元に変化

問題なくこのdocomoの白ロムを使った格安スマホとして契約出来るならば、コストパフォーマンスという点で普通の格安スマホ契約よりも安く、もしもシークスオリジナルの白ロム保証が備わっており、
セットで購入するという点では結構いい契約の一つかもしれません。

しかも同じくITmediaの取材で、これまでMVNE元に使っていたU-mobileの回線をSo-netの回線へ変更していることが判明しました。Umobileが回線元では不安がありますが、So-netならばPlay SIMの品質からもそこそこ安心出来る回線かと思うので、セットの回線の部分でも選んでもいいかもしれない契約だと思います。

 

So-netは夕方以降遅くなるが、それ以外は快適なSIM

So-netのPlay SIMについてはつい最近速度を測っています。それとは別に契約直後にも速度を測っているのですが、どちらも傾向として午前中から午後3時ごろまでは高速通信が可能であり、それ以降夜に近づくにつれて2Mbps前後まで速度は落ち、場合によっては1Mbpsまで落ちます。以下の過去の計測と補足として測った結果をご覧ください。

MVNO/格安SIMの速度比較 IIJmio/NifMo/楽天/So-net/OCN/BIGLOBE/DMM/UQ mobile/mineo | 格安スマホ回線研究所

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ですので、夜に使うには速度の悪さが気になるものの、昼間を含む早い時間帯では快適さを実感できるMVNOですので、So-netのPlay SIM以外でもある程度の品質は同様に感じられるでしょう。U-mobileよりかはPlay SIMの結果からも期待していいと思います。

このSIMが通信量無制限(UNLIMITED)プランで2980円、音声通話付きで3980円になっています。恐らくは無制限なので速度は一定以上出ないように規制はされていると思いますが、無制限プランとしてはかなり面白い存在になるでしょう。

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格安スマホとしてはNifMoや楽天がここのところ強いが、このもしもシークスも悪い選択ではないかも

格安スマホを今現在買おうと思ったら、NifMoと楽天モバイルがオススメではあります。その理由はやはり速度計測によってハッキリとした回線品質の高さが伺えるからです。

正直この2つのMVNOに比べると、もしもシークスのSIMはSo-netのものを使っているといっても速度面では未知数な部分もあり、docomoの白ロムですからテザリングができない(iOS8のiPhoneは可能)というデメリットもあり、単純な実力比較ではNifMoや楽天モバイルのほうが安心して使える可能性は高いと思います。

ただ保証面で安心できる白ロムと格安SIMをセットで契約して、何かあった時にある程度のサポートが受けられるこのもしもシークスのセットも、将来性については不明なものの現状はかなり面白い存在であることは間違いないでしょう。

品質の良さという点ではNifMoや楽天モバイルの品質には及びませんが、Xperiaの白ロムやiPhoneの白ロムを使った格安スマホセットが契約できるという個性は真似できないものでもありますので、よくわからないSIMフリースマホを契約したくないが、キャリアの高額な料金にも耐えられないという人には、このもしもシークスは面白い存在ではあるかもしれません。



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