UQモバイルの速度を計測!混雑時でも快適なスピードを維持しており評価は高い

今回はauのMVNOとして新たに登場した「UQモバイル」の速度計測をしてみたいと思います。

UQモバイルはauのMVNOということで、主流であるdocomoのMVNOとは仕様が若干異なります。使えるデータ回線はLTEオンリーとなっており、3Gでのデータ通信が出来ません。そのためちょっとエリア的にはdocomoより繋がりにくく圏外になってしまう事が多いです。

同じauのmineoと料金・データ通信量共に変わらないのですが、1年間の最低利用期間がデータプランにはかかっていないため、気軽に契約できるのはmineoよりもUQ mobileということになると思います。

このUQモバイルについて今回はその速度を測ってみたので詳しい内容をチェックしましょう。

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UQモバイルの速度

早速UQモバイルの実効速度について計測したものを紹介しましょう。

計測したのは混雑時2回と平時の1回です。混雑時は祝日の夜23時、もう一つは平日のお昼時です。この夜とお昼の時間帯はキャリア回線もそうなのですが、MVNOは特に遅くなってしまいがちな時間帯です。この時間帯に速度が出ればMVNO回線として快適であると言えると思います。

2015-01-13 13.41.37

23時

平均ダウンロード:7.81

平均アップロード:1.27

平均ping:54

2015-01-13 13.41.25

12時

平均ダウンロード:4.24

平均アップロード:1.23

平均ping:54

 

UQモバイルではこの2つの時間帯で結構な速度を出しています。これだけの速度が出ればまず困ることが少ない格安SIMと言えるでしょう。酷いところだと1Mbpsもでないので、auのMVNOとは言えとても優秀な数値になっています。

平時の混雑していない時間帯では以下のような結果になりました。速度的に複数回の計測を不要と判断したので2回だけの計測ですが、大体この速度が平均的な速度になるでしょう。

2015-01-13 13.41.31

11時

平均ダウンロード:11.80

平均アップロード:1.52

平均ping:49

大体10Mbpsぐらいは混雑していなければ出してくれます。これだけ速度が出ればほとんどの通信が必要な行為について満足行く体感を得ることが出来るはずです。あとはauのLTEエリアの問題だけでしょうか。繋がる環境にあればとても快適な格安SIMだと思います。

 

auスマホはAPN設定が簡単なスマホを選ぶべし

速度が出るということで、意外に使いやすいMVNOとしてオススメ出来るこのUQモバイルですが、この格安SIMを使うにはauのネットワークに対応したスマートフォンが必要です。SIMフリースマホでもauのLTE周波数と一致することで、このUQモバイルを使うことが出来るのですが、SIMフリースマホでauのネットワークに対応しているものは少なく、対応していても1つか2つの周波数のみで使えるエリアが限られてしまいます。

そのためにUQモバイルやmineoというauのMVNOを使う際には、必ずauの白ロムスマートフォンを用意したほうが快適に使うことが出来ます。このUQモバイルでも格安スマホセットを販売していますが、その2機種ともスペックの割には高過ぎる価格ですので、白ロムを購入したほうが確実に満足度は高まります。

しかしauの白ロムを選ぶ際には注意点も必要です。というのもauのスマホはau以外のネットワークに繋げることを想定していないものがあるため、APN設定と呼ばれるMVNOで使うために必要なメニュー項目を用意していない機種が存在しています。

例えばHTCのスマートフォン(HTL21,22,23)では通常の操作画面からAPN設定項目は出てきません。PCとつなげて特別なソフトをインストールしないとAPNの設定画面は出てきません。こうした操作に詳しくない人にとっては決して簡単な作業ではないのでHTCスマートフォンをMVNO目的で購入するのはオススメできません

同じようにシャープのAQUOSの一部機種でもAPN設定画面が出てこないものが報告されています。

こうした機種を買ってしまうとMVNOでの利用が難しくなってしまうため、例え白ロムが安くてもAPN設定が出来ないものは避けたほうがいいでしょう。

個人的にオススメでAPNの設定も簡単なのはLGのスマートフォンです。こちらの機種はSIMロック解除も出来てAPN設定も簡単なので、使いやすいかと思われます。

ただUQモバイルはnano SIMの提供を行っていないために、LGL22やLGL24では使うことが出来ません。使えるのはLGL23というちょっと変わったスマートフォンのみになります。

変わってはいますがUQモバイルの用意した格安スマホよりも安い白ロム価格で購入できてスペックも高いです。もちろんその他のau白ロムでも構いませんが、必ずAPN設定の項目が簡単に操作出来るのかどうかを確認してから購入するようにしましょう。

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まとめ:高速なauMVNOであり、契約のしやすさもある

UQモバイルは今回の計測でもわかるように、どんな状況でも比較的高速に利用することが出来ます。auMVNOはmineoを含めて比較的安定しているため、LTEの通信網しか使えないというデメリットはあるものの、通信費の節約に一役かってくれることでしょう。

またmineoと違ってデータプランはすぐに解約しても解約金が発生しないため、契約のし易いMVNOではあると思います。mineoは今後プランをレベルアップさせてUQモバイルに対抗するようですが、解約金の問題が残っているため、まずはこのUQモバイルから契約を始めてMVNOの利用に慣れてみるのがいいと思います。

UQモバイル

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