UQ mobileが30分の無料通話付きプランと実質0円端末セットを発表 auの「Y!mobile」回線化に近づく?

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UQ mobileが新しい契約プランを発表しました。

今回の契約プランは無料通話分のついたプランとなり、auがUQ mobileを「Y!mobile」化していこうという意図が見えます。

MVNOの中では非常にMNOとの結びつきが強い特殊性が目立つUQ mobileですが、それにより拍車がかかったと言えそうなプランが登場しました。

まずはこのプランの内訳から説明し、その後にこのプランの期待値をまとめてみましょう。

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UQ mobile新プラン「ぴったりプラン」

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UQ mobileの新料金プランは、無料通話分が付いた音声付帯プランです。

 UQ mobile通話プラン ぴったりプラン ぴったりプラン

+たっぷりオプション

基本料金 3980円 4980円
スマトク割 ▲1000円
月額料金 2980円 3980円
データ通信量 1GB 3GB
通信速度 150Mbps (超過時300kbps)
データチャージ 100MB/200円、500MB/500円
無料通話分 30分

(1200円分)

60分

(2400円分)

契約更新(縛り) 2年間(自動更新型)

料金は「ぴったりプラン」が2,980円(スマトク割適用時)、「たっぷりオプション」と呼ばれる無料通話分とデータ通信量の増量オプションを付けた場合には3,980円(スマトク割適用時)となります。

スマトク割はauまたはauのMVNOからMNPした場合には適用されません。新規契約かdocomo系、Softbank系列からのMNP時のみ適用されます。スマトク割は2年間のみですが、2年後からは長期優遇割が適用されて同じ金額だけ割引されるため、基本プランは今回の内容と同じと考えてよいでしょう。

無料通話は「ぴったりプラン」で1ヶ月30分までの通話料が無料になり、「たっぷりオプション」を付けた場合には60分まで増えます。

データ通信量は「ぴったりプラン」で1GB、「たっぷりオプション」で3GBとなります。

高速データ通信量を超過した場合には、100MB/200円または500MB/500円でチャージするか、300kbpsの低速回線での利用を続けるかのどちらかになります。300kbpsの速度はあるので、最低限の連絡・通信には難なく対応できる速度でしょう。

音声付きのプランになるため契約解除料縛りがありますが、残念ながらそれはキャリアと同じ2年間縛られるものになっています。

 

スマホが実質0円で、料金そのままに端末同時契約も可能

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この契約は2年縛りが絡んでしまうことから、どうせなら2年使う前提で利用することになるかと思います。そしてこの2年前提での利用をする場合には、端末セットをどうせなら契約したほうが良い状況になっています。

というのもこの「ぴったりプラン」限定(2016年2月16日時点)で、端末セット購入に対してキャリアの月々サポートや毎月割に該当する「マンスリー割」が適用されて、端末価格の分割支払い代金と同じだけの金額を2年間にかけて毎月割引するサービスが始まっています。

要はスマホを実質0円で契約できるということです。

対象となるスマホはこれまでUQ mobileから発売されていたKC-01やLG G3 Beat、そしてarrows M02です。この中ではarrows M02が最もスペックが良いので、全て同じ実質0円ならこのスマホを選ぶべきでしょう。

契約は分割で実質0円。契約中はSIMのみの契約と毎月の料金は変わりません。ただし途中解約してしまうとSIM側の契約解除料と端末の残債がかかってきますので、なるべく長い期間使う予定がない場合には注意しなければいけません。

ぴったりプラン SIMのみ契約 arrows M02同時購入
基本料(スマトク) 2980円 2980円
端末分割金 1450円
マンスリー割 ▲1450円
合計 2980円 2980円

MVNOで実質0円は非常に魅力的ではあるものの、特殊なプランであるために途中解約をしたくなった場合に、継続契約期間が短いほどに負担が大きくなってしまいます。場合によっては普通にauの白ロムを購入するほうが良いかもしれません。こちらは実費になるものの、arrows M02よりも高い性能があり、長期間に渡った使用に適しています。特にHTL23SCL23はねらい目です。

 

Softbankにおける「Y!mobile」化を見せたUQ mobile

今回の「ぴったりプラン」は価格設定やデータ通信量の設定から見るに、Y!mobileを意識したプランであることは間違いないでしょう。UQ mobileというKDDIが株主のUQコミュニケーションズが提供するMVNOから出されたことから、au側のY!mobile対抗プランとして用意されていることが伺えます。

auと直接の繋がりが深いUQ mobileを使ったY!mobile対抗というところはわかるのですが、実際にプランを比較するとY!mobileほどに洗練されていないのが問題でしょうか。

Y!mobileと比較すると無料通話時間の多さ、MNPでのデータ通信量の優遇有無、時に実質0円以下での契約が可能な端末セット、といったY!mobileの契約内容の良さに対抗しうる部分が正直少ないと言えてしまいます。

制限速度300kbps、au系の無料通話付き回線という点ではメリットはあるかもしれませんが、2000円、3000円以上を支払って契約する回線としてはY!mobileの洗練さと比較すると粗が目立ちお得度もそれほどありません。

今回のUQ mobileの「ぴったりプラン」はどうしてもSoftbankグループと契約したくない、無料通話分が自分の利用範囲に適しておりau系回線を使いたい、という目的以外ではY!mobileを選んだほうがまだ良い契約内容でしょう。

普段のデータプランでのUQ mobileは利用方法によってはY!mobile以上の利便性を発揮しますが、同じ土俵で戦ってはY!mobileのほうに軍配が上がるでしょう。404KCの契約や時たま訪れるタイムセールはいづれも非常にコストパフォーマンスが良いです。

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ただまだこのUQ mobileのプランは始まったばかりですので、今後au側が本腰をいれてマンスリー割を端末代以上に設定したり、MNPへの優遇へと乗り出したら化けるプランかもしれません。

UQ mobileを契約するなら速度を活かした通常のデータプランがベストですが、通話料が気になる人はまだ良くはないですがこの「ぴったりプラン」の今後をチェックしておくと良いかもしれません。

2 件のコメント

  • ちょうどBIGLOBEのプランを計算していたんだですが、ほぼ同じ条件で、BIGLOBEの方が安いですね。
    というか、端末実質0円がなければ、えらい高いプランです・・・。
    (^_^;)

    楽天モバイルも通話し放題850円を導入する中、あんまりお得感がないプランですね。

    BIGLOBE
    ①端末代  1,490円(ARROWS M02/クレジットカード24回払)
    ②月々   1,728円(3GB)
    ③かけ放題  650円(合計60分以内の通話)
    ④月々合計 3,868円(①+②+③)

    • 本当に実質0円プランでないとメリットが少ないですよね。何よりau系からのMNPで割引なしだと端末使いまわし予定の人が契約できないですし。
      縛りも2年、それも自動更新型なのでY!mobileの劣化版の印象が強く、MVNOと比較しても利点が今のところ見えないのが残念です。
      ただauがY!mobile系のプランを用意しようという意図は感じられたので、あとはこれがどう進化していくかですね。

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