ヤマダ電機の格安スマホ・YAMADA SIM(U-mobile)の回線速度・品質検証、3日2GB制限あり

yamada

ヤマダ電機が現在店舗で販売しているYAMADA SIM及びヤマダ電機の格安スマホについての情報をここでは解説していきましょう。

橋本環奈ちゃんのポップとともに店頭で格安SIMとして「YAMADA SIM」が発売されている現場を見たことのある人は多いでしょうし、それに興味をもっている人というのも多いでしょう。

実はこのYAMADA SIM、パッケージこそヤマダ電機が全面に出てきたMVNOではありますが、実際にはU-mobileがヤマダ電機に格安SIMを提供しており、YAMADA SIMと契約したからといっても契約自体はU-mobileとの契約という形になっています。

ですので、YAMADA SIM=U-mobileということで、ヤマダ電機の格安SIMの評判を探そうと思ったらU-mobileの評判というのを探せばほぼ確実にその実力や速度、問題点というのがわかると思います。

そこでここではU-mobileの現在の速度状況及び通信回線の状態について検証してみて分かった結果と現在のヤマダ電機の格安スマホの販売状態について確認しておこうと思います。

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ヤマダ電機のSIMフリースマホ

まずはYAMADA SIMの話題に入る前にヤマダ電機の格安スマホ、として販売がされているSIMフリースマホにどんなラインナップがあるのかということを確認しましょう。

ヤマダ電機は最近郊外型の店舗の閉店が話題になって勢いが減ってきていますが、家電量販店では最大手と位置付けられる会社です。そのため、扱っているSIMフリースマホも多岐に渡っており、選べるものが数多すぎる状態になっています。オンラインショップから確認できるだけでも、以下のようなスマホがYAMADA SIMのセット端末として扱われています。

Ascend P7 Ascend G6 Ascend G620S priori2 CP-F03A freetel nico ZenFone 2
freetel XM LTE LG G2 mini Polaroid lineage ポラスマ Ascend Mate7 Star Q

価格も千差万別で、予算や使い道に合わせて選ぶ必要があります。あえてこの中からオススメできるSIMフリースマホを選ぶとすると、auでも使えるZenFone2やコスパのいいハイエンドスマホであるAscend P7、そして格安モデルだとpiori 2、こういったスマホが以下のような料金で購入できるため、あえて選ぶのならこの中からでしょうか。

Ascend P7 29,800円
ZenFone 2 35,800円~50,400円
priori2 LTE 17,800円

 

YAMADA SIMの料金プラン

つぎにヤマダ電機の格安SIMであるYAMADA SIMの料金についてどんなプランがあるのかを確認しましょう。

YAMADA SIMは特別なプランというものは特になく、ほぼU-mobileのオリジナルパッケージ製品と考えても支障はありません。料金はU-mobileと合致しています。

データプラン 音声プラン
1GB 790円
3GB 1,580円
5GB 1,480円 1,980円
無制限 2,480円 2,980円

(1年縛りプラン2,780円)

ダブルフィクス 680円~980円 1,480円~1,780円

特徴的なのはデータ通信量が無制限に使えるLTE使い放題プランです。データ通信量に制限がないことで、毎日の通信量を気にせずに使えるプランです。使い方にもよりますが、料金的にも安い月額なので、5GBのプランを契約するよりも使い勝手は向上するため、多くの人がきっとこちらのプランを選ぶことになるでしょう。

格安SIMと名付けられているだけあって、ほとんどのプランで料金はキャリア回線よりもとても安いです。料金だけみれば魅力的なMVNOであることは間違いないでしょう。

 

YAMADA SIMの実力

しかし料金だけではそのMVNOの実力というのは分かりにくいのが実状です。

料金が安くて通信速度もキャリアと同じ、なんていう都合の良い回線はありません。格安SIMは程度の大小はあるものの料金が安い代わりに通信速度がキャリアよりも難のあるものが多いのです。

U-mobileもその難のある回線という評価から逃れることは出来ません。無制限回線プランを用意しているところは評価が高くなりにくい傾向があり、それはU-mobileも一緒です。

そこでここからは格安SIMを使う上で料金以上に大事な要素である通信速度と規制の強さというものを検証してみたいと思います。速度・規制・繋がりやすさ(パケ詰まりやLTEへの切り替え速度など)などの回線品質・通信品質と言われる部分で、U-mobileがどれだけの実力をもっているかというのを確認したいと思います。

この回線品質の確認には以下の項目でそれぞれの検証をしています。

  • 通信速度
  • 通信の最適化の有無
  • 速度規制の有無
  • 繋がりやすさの体感

この4つからこのU-mobileの回線がどの程度の実力があり、規制の強弱があるのかというところを確かめてみました。

上3つはデータとして示せるのですが、最後の4つ目だけは完全に体感という主観からの評価になるのでそこだけ注意をしておきます。

 

速度

umobile1
主だった時間帯 下り速度 上り速度 ping
12:27 6.39Mbps 0.72Mbps 419
19:46 3.89Mbps 5.92Mbps 85
10:30 2.01Mbps 2.80Mbps 80

これまで1Mbps出ればマシだったというU-mobileの回線状況ですが、どうやら2015年7月からかなり状況が改善しており、一番混む昼でも6Mbpsの速度、それ以降では10Mbpsを超えるのもザラ、夜には1Mbpsほどには落ちるものの、十分すぎるほどの速度が出ています。

しかもこれがブラフではない証拠に、これらの時間帯でyoutubeを視聴しても、どれも高画質版で止まることなく再生が出来るという「本物の速度」になっているのです。

少なくとも速度に関しては「2015年7月」時点では非常に良い結果を出してると結論づけられます。しかし問題は、2015年6月以前には昼も夜も1Mbpsを切る速度を出し続けていたという事実があり、今回の計測時の速度も一時的な速度でしかない可能性もあります。

今のところはYAMADA SIM及びUmobileの速度には合格点を与えることは出来ますが、これからもこの速度が続く保証は一切無いのが現状です。

通信の最適化

通信の最適化とは、主にデータ通信時にダウンロードされる画像や動画ファイルを圧縮してダウンロードしやすくすることをいいます。本来のファイルサイズではダウンロードに時間がかかりますが、サイズを圧縮して小さくすることでダウンロードにかかる時間を短縮し、読み込み速度をはやくします。

理論だけ聞くと便利な機能にもおもえますが、実際に適用されると画像も動画も荒い画質になって、字幕が読めなくなったり画像も本来の美しさや鮮明さというのがなくなってしまい、実際の見た目とは違うように見えてしまいます。

そのため現在のモバイルユーザーの総意として、この通信の最適化を行っている回線は良くないという評価がされています。

この最適化を測るのに専用のサイトというのも出てきており、今回はそのサイトを使ってU-mobile回線での実験をしてみました。以下の記事で全所有回線を使って調べています。

「通信の最適化」、3キャリアと11社のMVNOで適用実態を調べてみた | 格安スマホ回線研究所

ここにもあるように、Umobile回線はファイルサイズの変更は無いにしてもMD5情報なるものが書き換えられています。ただそれで特に何か一般ユーザーで不便を被るということもないので、それほどこの問題については神経質にならなくていいでしょう。

速度規制

U-mobile及びその回線を使ったYAMADA SIMには「無制限プラン」と呼ばれる、どんなに通信を行っても通信量制限にかからない魅力的なプランが存在します。そのため、この契約を行えば、速度に多少の難はあっても常に通信量制限による速度規制などを心配せずに使うことができるようになります。

しかしこれはあくまでも本当に規制がないときの理論上の運用です。もしも「無制限」で使えるプランであっても表だって発表されていない規制がある場合には、規制が発動して速度が遅くなるなどの影響を受けてしまいます。

実際にこのU-mobileについて検証してみたところ、たとえ「無制限」であっても規制が存在していることがわかりました。それは3日間の総通信量が2GBを越えた場合に、通信速度が128kbpsほどにまで規制がされて極度の速度低下措置が課せられてしまいます。3日間3GB規制があるという話もありますが、自分の調べでは2.2GBの通信量を過ぎた辺りから速度が低下したため、2GB規制のほうが有力だと感じます。

このため、U-mobile及びその回線を使ったYAMADA SIMは、厳密には無制限SIMとは呼べない契約になっているのです。この点はU-mobileの規約に、曖昧な表現でしか記されていないため普通の人には中々気づきにくいですが、このような契約・利用の落とし穴が存在しています。

無制限で使えるという事で選ぼうとしていた人は、この点をよく注意しておいたほうがいいでしょう。期待とは違う契約内容とも言えるため、通常想像する無制限のプランとは違います。

繋がりやすさ

繋がりやすさという点については完全に体感による印象にはなりますが、この点は特に問題はないかと思います。

MVNOの回線の一部にはLTEへの繋がりが悪い回線というのがあるのですが(b-mobile等)、その点ではU-mobileは比較的LTEへの接続も早くて快適さがあります。3GよりもLTEのほうがPingも低くなるので、使いやすさでは良好です。

繋がりやすさ、パケ詰まりのような動きもほぼ無いため、この点についてはこれまでと違って安心して使えるMVNOであることは間違いないでしょう。

 

まとめ:YAMADA SIMとヤマダ電機の格安スマホはオススメか?

料金プラン、特にLTE使い放題プランは料金も使えるデータ通信量も共に魅力的な格安SIMなのがYAMADA SIMでありU-mobileです。ネットが実質使い放題ということになるのですが、スマホのヘビーユーザーならきっと気になるのは間違いないでしょう。

しかしその回線の実情、通信品質の実態は「無制限」とは名ばかりの状態の規制付きで、実際に期待して契約する場合には本来の想定とは違う使用感になるはずです。

これで速度が遅かった6月時であれば、絶対にオススメしないSIMにしていたでしょう。これならば速度の出る大容量データ通信量プランを契約するほうが快適さは上です。しかし7月の現時点ではかなりの高速化を果たしているため、規制があったとしても大容量プランの一つとして魅力的な速度であるのは間違いありません。

MVNO/格安SIMの速度比較 IIJmio/NifMo/楽天/So-net/OCN/BIGLOBE/DMM/UQ mobile/mineo | 格安スマホ回線研究所

YAMADA SIM及びU-mobileについて出せる結論としては、「この速度が続けば」という前提で、「無制限ではなく上限のある大容量プラン」の一つとして考えて使うのならば、問題のない回線であると言えるかもしれません。

ただMVNOは速度が中々安定しない性質の回線であるため、「この速度が続けば」という条件は恐らく満たせないでしょう。そのため契約するにしても音声通話付きの契約をせずに、いつでも解約できるデータプランを契約し、連絡先としての回線はガラケーなどを利用してリスク回避出来る状態を作っておくといいでしょう。

U-mobile

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