OCNモバイルONEは速度が出て満足度の高いオススメ格安SIM!IIJと比較した結果

MVNOの回線の満足度調査がMM総研から発表されました。それによると満足度の高いMVNOとして挙げられた上位2つには「OCNモバイルONE」と「IIJmio」が選ばれています。

実際につかってみるとわかるのですが、この2つは本当にMVNOの中でも安定した通信回線を提供しているのを実感出来ます。常に遅くなりすぎないレベルの速度は出してくれますし、パケ詰まりや画像の圧縮などの問題も起こさない優秀な契約です。

更にOCNもIIJも通信速度を高速⇄低速と簡単に切り替えて必要な時に使えるようにしていますし、IIJではバースト転送機能を、OCNでは日毎にデータ通信量を分けれるプランを用意するなど、既に他のMVNOとは一線を画した機能やサービスを提供しています。

今回はこのIIJとOCNモバイルONEという2大MVNOの速度を比較。どちらの格安SIMのほうがより快適なのかという事を調べてみたいと思います。

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IIJvsOCN、速度比較

では早速双方の速度を比較してみましょう。今回はOCNとIIJの本家回線のみならず、それぞれがMVNEとして別のMVNOに回線を貸していますので、その回線についても速度の比較をしてみたいと思います。

まずはOCNモバイルONE、そしてMVNEとして貸しているNifMoの速度です。

OCNモバイルONE

ocn

 

平均速度

下り:9.61Mbps

上り:3.45Mbps

ping:68

 

NifMo

nifmo

 

平均速度

下り:9.70Mbps

上り:10.69Mbps

ping:55

 

次はIIJmioとMVNEとして貸しているDMM mobileの速度です。DMMモバイルは前回の速度を再度使っています。

IIJ

IIJ

 

平均速度

下り:2.45Mbps

上り:0.07Mbps

ping:146

 

 

DMMモバイル

2014-12-24 08.55.13

OCNモバイルONEとNifMoはどちらもとても速いのがわかります。速さを見る限りはdocomoの本回線と変わらない速度と言えるでしょう。これだけの速度が出ればどんなWebサイトでも瞬時に開くことが出来ます。現在MVNOで10Mbps以上出せる事業者は非常に少なくなっている中で、このような速度を出せるのはとても良い格安SIMと呼べるでしょう。特に契約者数が多くて回線も負担のかかりやすいOCNモバイルONEがこの速度を出せるのは驚きです。

逆にIIJmioでは評判のわりには意外と速度は出ていない結果になりました。実は最近IIJとその系列MVNO(BIC SIMやDMM mobile)は速度の出にくい症状が続いています。これまでは10Mbps前後は出せていたIIJ回線ですが、評判が良いために契約者が増えたのでしょう、ここ数か月ほどで途端に速度が遅くなってきてしまいました。

評判の良さから最近になってIIJ系列の回線を契約した場合、恐らくこの速度は期待外れな印象を抱くことでしょう。今後帯域増設などの設備強化を期待したいですし期待できる会社なので、もしかしたらまた速度が回復するかもしれませんが、現在はこのような速度となっています。

ここからわかるように、今現在満足度も高く機能やサービス面でも色々と揃えてあるこの2社の中でも、特に速度が出やすいのはOCNモバイルONE系列ということになります。

 

プランの豊富さならOCN、料金の安さを追求するならNifMo

というわけで今機能・サービス・速度といったMVNOを快適に使うために重要な要素を非常に高いレベルで用意しているのはOCN系列のMVNO回線ということになります。

この中でそれぞれのOCN系列回線からどれを選ぼうかといった場合に、プラン内容を重視するならOCNモバイルONE、料金を重視するならNifMoの2GBプランという形でオススメできると思います。

 

OCNモバイルONEはプランに魅力

OCNモバイルONEはつい最近090や080に対応した音声プランの提供や、高速⇄低速を自由に切り替えられる機能、そしてデータ通信量の増加といった各機能に改良を加えるなど非常に積極的なMVNO事業活動を行っています。こうした機能強化ももちろん魅力的な一面ではありますが、やはり一番大きな魅力はOCNモバイルONE系列しか用意していない1日ごとにデータ通信量が振り分けられるプランを含めた実用的なプランの存在にあるでしょう。

OCNモバイルONEのプランは5つあります。その中でもOCN系列でしか今のところプランとして出していないのが、1日ごとにデータ通信量が復活、再振り分けされるプランです。1日ごとに利用できるデータ通信量が与えられますので、ほぼ速度規制の心配しなくても大丈夫です。月末によく速度規制の心配をしてしまうのがMVNOの利用時にある問題なのですが、これは1日ごとに速度が回復するので、月末でも速度規制を心配しなくても平気です。

しかも2015年の1月20日より、このデータ通信量は繰り越して使えるようになり、1日で使い切れなかった通信量が翌日まで追加で利用できるようになります。(月ごとのプランでは翌月末まで繰り越せます。)

現在これ以上の内容の料金プランを発表しているところは存在しません。対抗できるのが唯一月ごとで料金が安くなっているIIJぐらいです。日ごとのプランではもはや比較できるMVNOがいないほどの独壇場と呼べる機能やサービスの充実度を誇っています。

NifMoは安さに魅力

同じOCN系列の回線を使って速度も出るのがNifMoですが、こちらは安さを追求した上で高速回線が欲しい人にぴったりでしょう。

NifMoの場合、NifMoユーザーだけが利用できるNifMoバリュープログラムというショッピングアプリを利用することが出来ます。このアプリ経由でショッピングした場合、その買物金額の一部が毎月の支払額から割引されることになります。この割引額は買い物次第では10,000円の買い物で1000円分の割引なども発生しますので、これだけで毎月の料金が0円という運用も出来てしまう最安SIMです。

この詳しい内容については、既に特別記事を用意していますので、そちらをご覧になって下さい。

最安のMVNO格安SIMが決まりました、「NifMo」です。 | 格安スマホ回線研究所

NifMoの場合、プランがあまりよくなくて2GBプラン以外は割高になっています。そのため必然的に選べるのは2GBのみとなる点がデメリットですが、MVNO最速に近いにも関わらず0円で使えてしまう可能性もある格安SIMです。

 

まとめ:IIJ vs OCNはOCNの勝利

IIJもOCNもどちらもその通信品質やサービスの質には定評がありますが、速度という面を比較してみると、OCN系列のMVNO SIMのほうが速度が出やすいということがわかりました。

機能ではIIJがバースト転送を、OCNが1日ごとのプラン・Wi-Fiスポットをそれぞれ独自に備えていますが、それ以外ではほぼサービスの質などが同等ですので、ハッキリした比較は速度という面が中心になるでしょう。

そしてその結果が今回の記事のようになっており、現状ではOCN系列の契約のほうが優勢と言える結果になりました。

もしも今この両社でMVNOの選択を迷っている場合には、現状であればOCN系列のMVNOを契約するのがいいでしょう。

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