NifMoの評判と速度、プランや機能を比較して評価を

nifmop

プロバイダー事業者としては老舗にあたるniftyの格安SIM、それがNifMo「ニフモ」です。

niftyはこれまでdo LTEというものをMVNOとしては提供してきましたが、MVNEを変更して新サービスとしてNifMo一本で運営していくようになりました。@nifty do LTE時代はNTT PCを、NifMoではOCNモバイルONEとどちらもNTTグループをMVNEとして利用している歴史があります。

格安SIMのMVNOとしては新参扱いにはなるものの、これまでのプロバイダー業としての実績もあり、NifMoはサービスインから常に高い評価を得ているMVNOとなっており、このMVNOを候補に考えている人は「お目が高い」と言えてしまう隠れた良回線としてオススメ出来ます。

 

NifMoのここが良い

  • docomo系MVNOでは高速の部類
  • NifMoバリュープログラムで通信費が安い

NifMoのここがダメ

  • 回線サポート系の機能が少ない
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NifMoのプラン

NifMoのプランはデータプランと音声契約プランに分かれ、それぞれ3つのデータプランが選べます。ネットの申込みではこの合計6種類のプランから選べます。

データ通信量 3GB 5GB 10GB
データプラン 900円 1,600円 2,800円
音声+データプラン 1,600円 2,300円 3,500円
nifty接続割 ▲200円

料金は最安で900円から。@niftyの固定回線やWiMAX2+サービスを別途加入している場合、同一IDを利用することで接続コース割引が発生して料金は700円となります。特殊性はあるものの、この契約が出来た場合には料金はMVNOの中でもDMM mobileを抜いて最安になります。

データ通信量は3GB,5GB,10GBの3種類。ヨドバシカメラの店頭販売SIMカードには、高速通信データ容量の含まれない200kbps回線に音声通話プランをセットにした特別なSIMカードも存在します。料金は1200円と、電話番号維持には最適な金額になっています。

2015年6月以降からは、格安SIM初となる音声通話の定額プランを提供予定としており、その動向が注目されている格安SIMです。

 

デメリット

NifMoは契約に値するdocomo系MVNOの一つだと思っています。個人的にも大きくオススメできるものですが、欠点も存在するのでまずはそこから解説していきましょう。

 

サポート機能が少ない

高品質な回線として非常に使いやすいと実感しているNifMoなのですが、デメリットの一つとして確実に問題視できるのは、回線品質や運用をサポートしている機能がないということです。パケットの繰り越しやバースト転送など大手のMVNOがサポートしている機能をNifMoでは用意しておらず、相対的な使いにくさを感じてしまいます。

一応Wi-Fiスポットは備えてあるものの、そう広い範囲で展開しているWi-Fiスポットサービスでもないため、大きな期待はできません。

せめて繰り越し機能があれば相当に使いやすくなると思うのですが、今のところ設備として追加するという情報もないため、実現するにはもうしばらく待つ必要があるでしょう。

 

3Gオンリー端末では利用できない

NifMoはdocomo網を介したLTEと3Gの通信に対応しているのですが、SIMおよびAPNの関係で、NifMoが使えるスマートフォンはLTEに対応したスマートフォンでないと使えません。SIMフリーや古いdocomoの白ロムで、3Gのみの機種(FOMA端末)というものがありますが、これらではNifMoでは通信できません。

必ずLTEにに対応したスマホを用意しないと、APNが認識しないために通信は不可能となります。

 

※これらのデメリットの内2015年7月からは、データ通信量の繰越機能と、3Gスマホでの通信対応SIMの発売が決まり、弱点が大きく修正されています。これによって目立ったデメリットの大部分が改善しており、デメリットを気にせずに選べるMVNOになっています。

 

メリット

オススメ度の高いNifMoの格安SIMですが、実際にどのあたりにオススメポイントがあるのか、メリットを解説していきます。

 

回線速度が速い

MVNOの格安SIMにおいて、その評価を分けるのは料金や容量、プランではなくなりました。3GBで1000円以下という低額で使えるのは当然のようになってきており、容量もかつての500MBなんていう時代に比べると十分な域に達していますから、もはやその部分では評価が分かれることはありません。

今最も重要なのは安定して通信を継続できる回線品質にあることと、混雑時の速度が十分かどうかという点です。この点においてNifMoは必要な条件を満たしていると言えます。

回線品質について測るのは難しいことですが、この指標としては体感で接続が切れないこと、そしてある程度ping値は参考になるでしょうか。200を越えなければモバイル回線としては平常域とは見なせます。こうした部分が回線品質と呼ばれるものです。

そして同じく回線品質の範疇にありながら個別に見るべき観点として、速度があります。MVNOの場合は契約する会社によって速度が全く違う特徴をもっているので、何よりも速度の比較が一番大事です。

NifMoは回線品質はOCNモバイルONEの設備を借りているので安心ですし、速度もマイナー向けという事もあってdocomo系MVNOの中では特筆して速い部類に入ります。この重要な2点を満たすMVNOがNifMoです。

特に他社と比較した内容として、以下の記事で速度の実測を示しています。この結果からもわかるように、NifMoはdocomo系では最速に近い存在です。

MVNO/格安SIMの速度比較 IIJmio/NifMo/楽天/So-net/OCN/BIGLOBE/DMM/UQ mobile/mineo | 格安スマホ回線研究所

NifMoバリュープログラムによる割引

NifMoのデメリットは回線運用をサポートしてくれる機能がWi-Fiスポットぐらいしかありませんが、もっと別の形でのサポートは充実しています。

それが割引サービスです。NifMoでは幾重もの割引サービスの活用の道が用意されており、それらを利用する事で毎月の通信費は格安SIMの中でも安い超格安SIMとして運用する事ができてしまいます。

主な割引サービスは以下の3つです。

  • nifty割
  • 機器セット割
  • NifMoバリュープログラム

先ほど説明したniftyの既存接続サービスを使っている場合に200円割引されるサービスと、「格安スマホ」として契約した場合に200円割引される機器セット割というものがまず2つあります。

この2つは重複出来るため、条件を満たせば通信費はなんと3GB使えて500円という過去最高に安くて、それでいて通信品質も高い回線が出来上がってしまいます。

そしてこれだけじゃない割引がNifMoバリュープログラムです。これは一種のポイントサービスのようなもので、このNifMoバリュープログラム経由で行った買い物やアプリインストールに対して、割合に応じたポイントが手に入り、それを通信料からの割引に使えます。

ショッピングサービスを使った場合、最大で10%のポイントが還元されるため、10000円の買い物をネット上で行う事で、その月の通信費が1000円分マイナス、契約しているプランによっては余りも出て0円になる可能性もあります。

普段のショッピングをこのアプリ経由にすることによって、毎月の通信料が0円とは行かずとも毎月安くなる可能性が高いため、他の格安SIMよりもコストパフォーマンスを良くなるのは間違いありません。

 

他社との比較

他社との比較ではIIJmioが一番適しているでしょうか。NifMoのMVNE元がOCNモバイルONEなので、そのグループと比較してもあまり意味がありません。それならOCN系のグループのライバルとして考えられるIIJ系のグループと比較してみましょう。

IIJの強みはサポート機能の豊富さです。IIJやDMMではデータ容量の翌月繰り越し、バースト転送機能、BIC SIMだとWi-Fiスポットまで付いてきます。それでいて回線速度もNifMo級とはいかないまでも、良い評判を聞くことが多いですから、総合的にみてトップクラスの格安SIMであることはわかります。

こうしたIIJの格安SIMと比較すると、NifMoは回線速度では勝っているとはいえ、その他のサポート機能では負けている内容です。サポート機能の豊富さはNifMoでは太刀打ちできないでしょう。

あえてこの部分をフォローすれば、少なくともバースト転送やWi-Fiスポットのようなサポート機能は、正直なところ使っていてそのありがたみを実感することは多くありません。Wi-Fiスポットはピンポイントで使いやすい場所があるかもしれませんが、バースト転送機能は本当にわずかな差しかないと体感します。なので、現実的に比較として考えるべき部分は、翌月へのデータ繰り越しがあるかどうかという点でしょう。

この翌月へのデータ繰り越しを取るか、それとも回線速度とNifMoバリュープログラムによる割引の可能性を取るかで選ぶ価値は変わってきます。

※翌月へのデータ繰り越しはNifMoでも対応するようになったため、IIJ系のグループとほとんど機能面での弱さを見せなくなり、逆に速度の良さで大きくIIJ系よりも上をいっており、選択をすべきMVNOとして一歩前へ出ています。

提携ショップが自分に合うようでしたら、NifMoバリュープログラムの威力は馬鹿に出来ないため、IIJmioよりもNifMoのほうが選びがいのある格安SIMになるという人は多いのではないかと思います。ネットでの評判は何かとIIJmioのほうが評価が高くついついそちらに飛びつきたくなりますが、NifMoにも見方を変えれば高い魅力があるので、割引と繰り越しのどちらの機能を取るべきかを考えて契約するようにしましょう。

 

ネットの評判

2015年4月以降、格安SIM全体で速度が低下する現象が起き、評判の良かったIIJmioなどが軒並み「低品質化」してしまいました。

NifMoはこうした格安SIM全体の状況の中でも、比較的高速な状態を維持していて、2015年5月下旬にはかつての高速回線としての姿を復活させています。そのためNifMoには継続して高い評価がネット上ではされています。

評価の中心を担うのは、やはりその速度の快適さです。どの時間帯でもMVNOにしては速いため、普通にネットをする上で読み込みに関するストレスというものがない点に高い評価がされています。遅いという不満が出やすいのはMVNOの宿命化しているのですが、この速度の部分ではほとんど不満がないのがNifMoの特徴です。

またNifMoバリュープログラムによる値引きも評判が良く、ショップで購入するものを探す楽しみというのもあるようです。

不満点というのはデータ通信量の繰り越しが出来ない点は継続して言われている不満です。他社が出来ることをしていないという点で、利用者側としては同じ機能を使いたいという要望もありそうです。一方で他社が軒並み速度低下する中で、繰り越しのような全体のデータ通信量に負担をかける機能が無いことで現在の高速環境を維持している、という意見も出始めて、高速さを重視した利用者からはあえて繰り越し機能を用意しなくてもいいという声も上がっています。

 

まとめ:知名度はないが実力ではトップクラス

NifMoはMVNOの老舗であるIIJmioやOCNモバイルONE、そして別事業で有名な楽天モバイルなどに比べると、知名度が少ないMVNOです。

しかし知名度は無いものの、その回線の実力として現状人が多くて速度低下が激しいIIJmioやOCNモバイルONEに比べると、NifMoの回線品質は速度や安定度といったところで非常に良く、実力ではトップクラスの格安SIMであるのは間違いありません。

馴染みのない名前かもしれませんが、今格安SIMでは最も快適に使える回線であることは間違いなく、機能をあえて省いたり3日制限による一定の規制を設けることで、格安SIM全体が陥った速度低下を避ける事が出来ています。

速度を長期間にわたって低速化させていない実績があるため、それほど評価や評判は集まってはいないものの、契約しても後悔することのない格安SIMになっているので、これからdocomo系MVNOを選ぼうとしている人は、NifMoをまず比較の第一候補にすることから始めましょう。


1 個のコメント

  • Nifmo、いいですねー。BIGLOBE使いからすると、速度は大変魅力です。
    端末の選択肢が、もう少しあると、もっといいんですが。

    端末がARROWS M1の自分的には、イオンスマホからの変更を考えてしましいます。

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