DMMモバイルの格安SIMが到着しました。そこで今回はその速度がどれだけ出るのかというところを検証したいと思います。
DMMモバイルは回線をIIJmioから借り受けています。そのため、速度やサービス・機能という部分ではかなり安心出来るMVNOとなっています。
DMMモバイルはIIJmioの展開出来ないデータ通信量を提供する事で、IIJmioのサブチャンネル的な展開をしようとしています。IIJmioを契約したいけれども自分の使いたいプランがIIJmioに存在しないという時には、こちらのDMMモバイルと契約すれば、ほぼIIJmioと同じ回線を使う事が出来ます。
実効速度はIIJmioとほぼ変わりなし
早速測ってみたDMMモバイルの速度を紹介します。
速度はIIJmioとほぼ変わりません。実はこの数ヶ月ほど、IIJmioは平均10Mbpsほど出ていたのが流石に契約者が増えて帯域がキツくなってきたのか、速度自体は落ちてきています。大体3Mbpsから8Mbpsぐらいになっています。速度は落ちましたが、安定感は健在で、夜の混雑時でも比較的使いやすい速度を維持してくれています。
そんなIIJmio回線を借り受けているDMMモバイルでも、速度や安定性はIIJmioにほぼ準じているという状態です。以下の測定結果をご覧ください。
大体平均で4Mbpsほどをたたき出しています。これは午前8時ごろとお昼、夜の混雑期を除いてほぼ全ての時間帯で同様の速度といった感じです。たまに人がいない時間帯に重なると10Mbpsを超えますが、それほど多くない現象です。
パケ詰まりなどは感じません。MVNOでは特にfreebit系列、代表的なものだとUmobileがパケ詰まりを感じやすい(といっても酷いレベルではありませんが)ことがあったのですが、このDMMモバイルならその部分は心配いらなそうです。
動画はギリギリ見れますが、公式動画などの高画質なものは読み込みに時間がかかってしまうのは感じます。数秒で途切れて読み込みのための待ち時間が発生するので、例え大容量のデータ通信量のプランを契約しても動画を楽しむのには限られたものしか無理でしょう。
バースト転送の効果も試してみましたが、低速に入る前に一旦高速通信でのデータ読み込みが発生しているのを、スピテスアプリの最初の数秒の速度から判断できます。ただ現状は高速通信のバンドルクーポンの切り替えが面倒なので、その部分ではIIJmioよりも機能が劣っていると印象を受けます。
速度の体感や計測結果からも、最近のちょっと落ち気味なIIJmioとほぼ同じ内容になっていますので、DMMモバイルは多様なプランの選べるIIJmio回線という捉え方の出来る回線と言えます。
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