Ascend Mate7の安売りキャンペーンまとめ So-netが月4980円スマホ、goo simsellerが5000円引き

ファーウェイ社がキャリアを通さず発売を行うSIMフリースマートフォンの新たなラインナップとして、6インチの大画面スマートフォン/ファブレット端末として「Ascend Mate7」を販売開始しました。

これまでのSIMフリースマートフォンはいわゆる格安スマホとして販売するために、スペックの低い低価格な製品ばかりが登場していました。
キャリア回線の高いとされる携帯料金からの乗り換え先として格安スマホの存在は消費者に新たな選択肢を与えてくれましたが、キャリア契約の代替としてはそろそろ安い以外のMVNO、あるいはSIMフリースマホの登場がこれから期待されるところでしょう。

そうした中でキャリアを通さないSIMフリースマートフォンの販売で日本において積極的な取り組みをしているのがファーウェイです。すでに格安スマホとは別の路線を意図したと思われるAscend P7を4万円以上で販売したりと、キャリアスマホ以外でのハイスペックスマホを市場に提供しています(Ascend P7はつい先日に2万9800円と大幅に値下げされて、ハイスペックなのに格安スマホの価格で売られています)。

こうしたハイスペック路線の次として登場させたのが「Ascend Mate7」です。6インチで高画質・オクタコアのハイエンドモデルとしてキャリアから出てくるスマホの負けず劣らずのスマートフォンを出してきました。

今回はこのAscend Mate7を安く購入出来る販売店、あるいはセット販売することで実質的な販売価格を下げているMVNOがあるため、それらのキャンペーンを紹介していきます。

 

Ascend Mate7のスペック

mate7

その前にAscend Mate7のスペックを確認しておきましょう。比較として同じ6インチのスマートフォンとして発売されたNexus 6のものと合わせて見ましょう。

Ascend Mate 7 Nexus 6
OS Android4.4 Android5.0
CPU Hisilicon Kirin 925 Snapdragon 805
RAM/ROM 2GB/16GB 3GB/32GBor64GB
画面 6インチ フルHDIPS液晶 6インチ QHD有機EL
電池容量 4100mAh 3220mAh
メインカメラ 1300万画素 1300万画素
LTE対応周波数 B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B19/B20/B40 B1/B3/B5/B7/B8/B9/B19/B20/B28/B41
価格 通常
49,800円So-net版
58,000円
32GB 69,600円
64GB 79,200円

Nexus 6と比較すると解像度が1段落ちてしまいます。ただそれでもフルHD画質が備わっていますし、フォントや画像の粗さに普通に使っていて気づくレベルでは無い違いでしょう。

RAMも1GBほど少ないですが、解像度アップにかかる高い負荷を考えれば、WXQA&3GBとフルHD&2GBの間で操作性に強く差が出る事は無いでしょう。

価格差は2万円とバカに出来ない金額の開きがあります。

 

FOMAプラスエリア非対応

価格比・スペック比だとNexus 6と良い勝負をしているAscend Mate7ですが、Huaweiの国内モデル全般の問題として、国内対応が不十分というか変な手の抜き方をしているというのか、結構重要な項目について無視している部分があります。
それはdocomo網のFOMAプラスエリアに非対応という問題です。

Ascend G6でもAscend P7でもdocomoが広範囲かつそこそこの高速通信を可能にしているFOMAプラスエリアに非対応なのですが、どうやらネット上の報告をみるとこのAscend Mate7も非対応になっています。

FOMAプラスエリアに対応していないと、繁華街ではLTEやその他のFOMA周波数帯でカバーできるでしょうが、ちょっと寂れた土地や田舎の住宅街などに入った時に圏外を経験してしまうかもしれません。そうしたところに行く予定のない方はいいかもしれませんが、住んでいる場所によってはこの問題はクリティカルな問題になってしまう場合もあるため注意したほうがいいでしょう。

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So-net 4980円スマホ

続いてはAscend Mate7の本体代金を安く購入出来るキャンペーンを紹介して行きましょう。

まずはMVNOの契約と同時にAscend Mate7の本体代金を実質的な値下げを行うSo-netのキャンペーンからです。

So-netは過去にもZTEのスマートフォンを2年契約前提で割引を加え、通常29800円だった本体代金を実質14000円と考えて購入できる格安スマホ契約をすることが出来ました。

この購入方法はZTEのBlade Vec 4Gを契約込みで手に入れる方法としては、とてもオトクであるとしてこれまでおすすめの格安スマホとして何度か紹介してきました。これと同じ方式の販売第2弾としてSo-netでは、Ascend Mate7を安く購入出来る契約を再び用意しています。

So-netのAscend Mate7とのセット契約では、以下のような契約プランが用意されています。

  • 月額4980円
  • 契約プランは音声通話付きのプラン
  • 1日360MBのデータ容量が毎日付けられる
  • 速度規制時は300kbps
  • 回線契約単体の料金内訳は月額3980円
  • 端末価格は一括58,000円と本来よりも高め
  • 12月31日CP期間内までの契約で36ヶ月間毎月811円の割引が発生
  • 同じくCPで翌々月に1万円のキャッシュバック

 

3年間の割引を前提に、実質28,804円の本体代金

今回のSo-netの契約内容は、前回のZTEのスマートフォンセット契約とは異なり、特殊性も増して色々ツッコミどころも増えています。

まずAscend Mate7自体の本体一括代金は、相場よりも高い58,000円に設定されています。そのため、キャンペーンを利用した継続契約を前提としないと、So-netでの契約にはほとんどメリットがないので注意しましょう。キャンペーン適用を考えた場合、本体代金は36回払いを想定されています。

この58,000円と一般販売されている単体価格より高い本体代金が、契約を含むことでどれほど安くなるのでしょうか。キャンペーンを使っての割引は2種類用意されています。

  • 翌々月1万円キャッシュバック
  • 毎月811円の通信料割引が36回

この2つのキャンペーン割引によって、通常より高い本体代金も実質的な負担額を減らすことが出来るというのがSo-netのセット契約の販売方法です。

まず契約から3か月後に1万円のキャッシュバックがされます。これによって本体代金は実質48,000円ということになり、通常の販売価格とほぼ同額となります。
更に毎月811円の通信料割引が12月31日までの契約にすれば36ヶ月間適用されるため、これにより実質的な本体代金は28804円(キャッシュバック分合わせると実質18804円)と考えることも出来るという仕組みになっています。

注意したいのがこの割引を使って実質28804円(18804円)という計算は、36回の割引全てを適用した場合の計算になっています。つまり3年間同じ契約を続けていた場合の実質的な本体代金の算出方法です。
3年間同じ契約を継続していくというのは、ちょっと現実的ではないでしょうか。端末自体の性能は3年後でも何か不自由することがあるとすれば、OSのアップデート関連で一部の最新アプリが使えなくなるぐらいで、スペック的な不安はかなり少ないとおもいます。ですがその3年間の間にこのSo-netのセット契約以上の魅力的な契約が登場するかもしれませんので、最新スマホや少しでもオトクな契約のスマホというものに目移りしてしまう方には、ちょっと割引を受けるにしても長すぎる契約期間になっていると言えるでしょう。

 

月額総額は4980円、一日360MBの大容量データ付きSIM

端末とセットで契約することになる回線契約の内訳を見ておきましょう。

回線は音声通話付き、1日ごとにデータ通信量が360MB補充され、月額は3980円です。

これに1611円の本体代金36回払い分と、811円のキャンペーン割引が36回行われて約3年間の月額料金は4980円となります。

So-net音声データ回線 3980円
Ascend Mate7 36回払い 1611円
キャンペーン割引 36回適用 ▲811円
総額 4980円
(オマケで1度きりのキャッシュバック) (10,000円)

回線を見てみると、1日に与えられるデータ容量がとんでもない量になっています。1日で360MB、1ヶ月換算で11GBもの通信量を高速通信で利用することが出来てしまいます。キャリア回線の7GBをはるかに超えるデータ量が与えられ、それでいて毎月の料金は音声付きで3980円となっています。

回線契約の料金自体は高めですが、動画も楽しみたいという人には最適な契約と呼べるかもしれません。そもそもAscend Mate 7が動画やネット上のコンテンツを楽しむのに最適な大画面スマホですので、これに毎日360MBという大容量データが付くのであれば、インターネットを存分に使いたいという人にぴったりでしょう。

通信規制がかかっても速度は300kbpsと、低速の中でも比較的速い速度で使うことが出来ます。

回線自体の解約金は1年以内に解約した時のみ8000円かかります。

 

中高生や自宅にPCのない中高年世代に最適か

3年契約を前提としているこのSo-netのAscend Mate 7実質28809円(キャッシュバック込で18809円)セット契約ですが、頻繁に携帯電話を変えるような人にはあまりお勧めできません。ちょっと契約期間が長すぎます。

一方でスマートフォン自体は長期間使うことのできるハイスペックなものですから、3年契約でも大丈夫という方ならば問題なく利用することが出来ます。例えばこれから中学や高校入学を控える中高生に3年間利用するスマートフォンとして契約するのはいいかもしれません。彼らは毎日動画やソーシャルゲームを遊ぶのに使いますからデータ通信量が毎日360MBも与えられて、ハイスペックスマホが手に入るこの契約は最適解と言えるかもしれません。

もう一つは中高年世代であまりスマートフォンにこだわりが無く、動画など暇つぶしに使えたらいい、という考えの方です。このスマートフォンは6インチということで大画面でインターネットへ接続してサイト内の操作や文字を見ることが出来ます。そして動画を見るときもチマチマすることのない大画面で見ることが出来ます。文字もフルHDで読みやすいですし、細かい文字がきつくなってきたという場合でもこのスマホなら安心です。そしてデータ通信量もたくさんあるため、ついつい暇な時間に動画を見すぎても、速度制限にひっかかってしまうことは稀でしょう。スマホの性能もいいため、3年間機種変更や乗り換えをしなくても、不満になることもなく使い続けられるでしょう。

3年間の実質的な縛り期間でも大丈夫な人はこのSo-netからの契約が最もAscend Mate7を安く契約できるかと思います。



 

goo simseller販売

もしもこうした契約をせずに、本体だけ安く買いたいという場合は、NTTコムストア&goo simsellerが楽天市場で運営している通販サイトがおすすめです。

こちらは過去にも紹介したように、SIMフリースマートフォンの単体販売が結構安くされて売られています。

一応セットでOCNモバイルONEのSIMパッケージが付いてきますが、これは「付いてくる」だけなので、契約する必要はありません。

ここのショップの場合ならば、税抜き44800円と通常の小売販売よりも約5000円安く契約することが出来ます。本体だけを安く契約したい場合にはこちらを利用するのがいいでしょう。

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