スマホの通信量、どんな行為がどれだけ通信量を使うかの目安を解説

MVNOの格安SIMに限らず、普通のキャリアスマホでも気になってくる問題として、スマートフォン回線の通信量というものは、どういった通信でどれだけの通信量を使うのかがわかりにくいというものがあります。

よくデータ通信量が2GBとか4GB、5GB、7GBまである契約というのも目にするかと思います。2GBで充分とか、7GBの大容量で使いやすく、なんていう宣伝文句がよく使われていますが、実際どれだけ使えるのかというはわかりにくいと思います。

そこでここでは実際にスマートフォンの操作の中でどういった使い方がデータ通信量をどれだけ使うのか、という点について実際の利用方法を例に出して示してみたいと思います。

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動画視聴の目安データ通信量

データ通信量について神経質になるのは、普通の使い方、例えばニュースサイトの閲覧やLINEなどのメッセージのやりとりなどしかしない場合ではほとんどありません。やはり動画などのエンタメコンテンツを利用する人がデータ通信量の上限を気にする必要が出てくるでしょう。なので動画に関するデータ通信量の目安についてまずは紹介します。参考にしたのはUULAというSoftbankと提携している動画サービスのパンフレットからです。こちらに大体の動画の視聴時間当たりの必要なデータ通信量が記されていました。

利用用途 時間 容量 2GB 5GB 10GB
洋画 120分 460MB 4本 11本 22本
邦画 120分 460MB 4本 11本 22本
アニメ 90分 345MB 6本 15本 30本
海外ドラマ 45分 172MB 12話 29話 58話
アジアドラマ 60分 230MB 9話 22話 44話
国内ドラマ 50分 192MB 10話 26話 52話
TVアニメ 25分 96MB 21話 53話 106話
音楽PV 5分 19MB 107曲 270曲 540曲
音楽ライブ 100分 380MB 5本 13本 26本

続いてはニュースサイトなどのネット利用の中心的行為についてのデータ通信量がどれくらいになるのかを確認しておきましょう。こちらはSoftBankのデータですが、

2GB

  • ニュースサイト・・・6980ページ
  • メール(添付ファイルあり)・・・4180通

データ通信量を見るとニュースサイトを中心としたネットサーフィン程度では、おそらく2GBを消費するのすら困難になる事でしょう。なのでこの利用用途ならばデータ通信量を気にする必要はないと思います。

 

2時間ほどの動画で460MBというのは意外と容量を食わないものだという感覚を持つ人もいるかと思いますが、これはUULAの通信状況や画質がうまく調整された動画での例ですので、youtubeのように低画質なのに大容量な動画がアップされているようなところで動画を見ると、2時間で7~900MBぐらい使ってしまう動画ファイルもあると思います。

データ通信量の少ないプランでは、モバイル回線での動画視聴はなるべく避けて、Wi-Fi経由などの工夫をするのはやはり基本です。また、大容量のプランでもドラマなどを10本以上見たら容量が切れてしまうので注意が必要です。モバイル回線で見るのは5分程度の動画を日に数本という風にしたほうがいいでしょう。

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