au系MVNOの格安SIM、およびWi-Fi運用用のハイスペックスマホとして、今白ロム市場で超が付くほどのコスパ最強機種が生まれています。
docomo系MVNOもちょっと弄れば使えてしまうということで、白ロムとしては現状ベストチョイスなスマホになるでしょう。
白ロムでこのスマホに勝てるのはデザイン性の高さとコンパクトサイズという競合性が少なくて価格も安いXperia Z3 compactぐらいです。
ハイスペックかつ5インチ以上の大画面スマホ、更にMVNO運用でもWi-Fi運用でも手軽に出来る販売価格の安さというメリットにおいては、HTC J butterfly HTL23に勝る白ロムは現状存在しません。これから白ロム+MVNOなどの運用を考えている人は、HTL23について今回解説していきますので、ぜひ参考にしてもらって購入を考えてみてください。かなり満足度の高い白ロム運用が出来ると言えるオススメスマホです。
HTC J butterfly HTL23の良さ
HTC J butterfly HTL23。この白ロムを今回ここまで大げさに紹介しているにはそれなりの理由があります。以下ではこのHTL23の白ロムが良いという理由を説明していきます。これを読んでいただければ、私がオススメだと言っている理由をあなたにも理解してもらえると思ってます。
早速HTL23の良いところをまとめていきましょう。
白ロム価格が今、安い
最大のメリットになるのは、白ロムの価格の安さです。
後でスペックの解説もしますが、HTL23と並ぶスペックで同時期に発売されたXperia Z3 SOL26の白ロムが37,000円前後で発売されているにも関わらず、HTL23の白ロムは1万円以上も安い25,000円前後で購入できてしまいます。ほぼ同じスペックで性能がすこぶる良い両者ですが、白ロムの価格ではHTL23のほうが圧倒的に安く、非常に「コスパ」が良いスマホになっています。
25,000円だと他に比較すると、docomoのスマホでは1,2年以上前の型落ちスマホがようやく手に入る額ですし、SIMフリースマホではLTEに対応したミドルレンジクラスのスマホしか手に入りません。ZenFone 5やHuawei P8 Liteなどの解像度が落ちるモデルが買える金額です。
これだけの安さですから、MVNO運用はもちろんのこと、Wi-Fiルーター運用の相方として高スペック機種を探していた人にも購入の最右翼となるスマホであることは間違いアリアm線。
「今」とサブタイトルにつけてあるのは、このHTL23が今白ロムとして安いのには理由があるからです。現在キャリアからのMNP及び一部機種変更による投げ売りが続いていて、白ロムが売れるペースと同じくらいに白ロムの売却が行われているスマホなのです。これによって「今」は需要に対して供給がうまくいっている状態が続き、白ロム価格が安くなっています。
ただしこれから投げ売りが終わって売却量が減ってくると、この需要と供給のバランスが崩れますので、この3万円以下で買える期間というのも「今」だけということになってきます。
スペックが高く不具合が少ない、評価も高い不満のない機種
3万円で買えるスマホというその安さでありながら、HTL23はとにかくスペックが高くて使い道が多様に開けている機種です。Xperia Z3と同時期のフラグシップ扱いなのですから当然です。
OS | Android 4.4 |
---|---|
CPU | Snapdragon 801 |
RAM/ROM | 2GB/32GB |
ディスプレイ | 5インチ フルHD |
メインカメラ | 1300万画素 |
バッテリー | 2700mAh |
カメラ機能 | 顔検出/手ぶれ補正/ |
本体機能 | フルセグ/赤外線/ハイレゾ/防水 |
展開カラー | ルージュ/キャンバス/インディゴ |
スペック表からも分かる通り、使ってて出来ないことがほぼ無いため、困らない性能です。しかも今はスマホに求められる性能も頭打ちになっていますから、普通にスマホを使うだけならこのスペックで2年以上使い続けられるだけの万能な性能をもっています。
これが例えばSIMフリースマホになると3万円で買えるgooのg03なんかだと、CPUはS615・2GBRAM、ディスプレイはHD画質とちょっと足らないスペックになりコスパも悪くなります。こうした別に販売されているスマホと価格&スペックの2つの点を比較すると、いかにHTL23が特殊な安さになっているのかがわかります。
そして安心感という意味でもオススメな理由がHTL23にはあります。HTL23は発売されて日が経っているということで、その評判やレビューが蓄積されています。それをみる限りは不具合や不満点が少ない安心して使える機種であるのが特徴です。不満点の多くはチープさがHTL21より増したことや、重さが若干あるという点で、性能や操作のレスポンスには悪い話は聞きません。
3万円で買える満足感の高いハイスペック機種がHTL23の白ロムの何よりの強みというわけです。
非公式SIMロック解除でdocomo系格安SIMも
そしてもう一つ、HTL23などの海外モデルをベースにしたauスマホは、非公式な形でSIMロック解除が出来るケースがあるのですが、このHTL23も過去のau発売HTCスマホのSIMロック解除方法を応用してSIMフリーもどきにすることが出来ます。
詳しい説明は専門のサイトを探してもらいたいですが、こうしたSIMロック解除操作をすることによってdocomo系のMVNO格安SIMでの利用も可能になります。最近は知識がない人向けに代行業者も生まれており、費用をかければ簡単に出来てしまいます。
色々問題もあるため単純には勧められる運用ではありませんが、docomoとauの格安SIMどちらも使える用途の広いスマホとして扱える便利かつ万能さは他の白ロムにはないでしょう。
悪い所は・・・?
良い所は以上にまとめたような部分です。安くて高性能なスマホが今のHTL23の白ロムであり、しかもちょっと内部をいじるとSIMロック解除まで出来てしまうという素晴らしさがあります。
とりあえずHTL23の白ロムが良いものであることはわかってくれたと思うので、次に気になるところとしては悪い部分・デメリットな部分はあるのかという点が出てくるでしょう。
この問題について色々考えてみたのですが、正直なところ悪い部分はほぼ無いのではないかという結論に至りました。不具合報告もほぼ一部の個体ぐらいにしか発症せず、特別に注意喚起する必要もなさそうです。スペックに欠けている部分もないですし、価格にはもちろん問題無く修理の問題は白ロム全体で高額になりがちなのは変わりません。
HTL23のデメリット!というのは個別では出てこないのではないかというのが感じる点です。
まとめ:UQ mobileと組み合わせて高速格安スマホに
基本はau系MVNOでの運用になると思いますが、HTL23の高いパフォーマンスを活かす格安SIMは、UQ mobile運用が一番良いでしょう。MVNOの中で最も高速かつ安定した回線品質を保ち、キャリア回線と遜色ない利用が出来ます。
UQ mobileの評判と速度、プランや機能を比較して評価を | 格安スマホ回線研究所
HTL23のスペックとUQ mobileの回線品質を組み合わせた運用は、格安SIM利用・格安スマホ利用という点を全く感じさせないスマホとSIMのセットになるでしょう。au回線の機種変更の代わりにもいいですし、こうした格安SIM運用にも抜群のコストパフォーマンスとなる組み合わせです。
安くてハイスペック、そして今一番評価の高いMVNOでの運用も出来るHTC J butterfly HTL23の白ロムは、コストパフォーマンス重視のスマホ選びでは対抗馬のいないベストチョイスとなっています。
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