NTTレゾナントの運営するSIMフリースマホの販売サイトgoo simsellerにおいて、11800円(税別)の価格でスマートフォンが販売されています。
11800円で販売されるのは本来22800円で2月から発売が行われたarp「AS01M」です。
11800円での購入にはほぼ条件はなく、goo simseller特有のOCNモバイルONEセットではありますがSIMカードの開通は必要ありません。
11800円ということで定価より1万円引き、そして1万円台で購入できる格安なSIMフリースマホとなっています。
この価格は安くスマホを手に入れたい人にとっては魅力的ではないでしょうか。
1万円台ということで気になっている人もいるかと思うので実際に購入して使ってみたレビューをしてみたいと思います。
スペック
AndroidVer | 5.1 |
---|---|
CPU | MT6735P |
RAM | 3GB |
ROM | 16GB |
ディスプレイサイズ | 5.0インチ |
解像度 | HD,1080×720 |
カメラ画質 | 800万画素 |
バッテリー | 2150mAh |
対応LTE Band | B1/B3/B19/B41 |
重量 | 130g |
通常この価格帯ではスペックというのはそれほど期待もされませんし、スペックよりも実際に使ってみての快適さなどのほうがスペックの数字よりも重要視されます。
しかし今回のarp「AS01M」は、1万円台ながらスペックでも語れてしまう魅力が存在しています。
1万円前半という価格でありながらディスプレイ解像度はHD画質。文字の読みやすさ的に最低でもHD解像度はないと、文章を多く読んでいると目が疲れたり、字の荒さというものを感じやすいので、長く使おうと考えたらこの数値は必要なスペックです。
そして注目はRAMの容量です。近年ようやくハイエンドモデルでは3GBのRAMが搭載がデフォルトになってきましたが、SIMフリースマホではまだまだ2GBや1GBといった容量が多く、3GBとなると3万円台でようやく海外メーカーのスマホでわずかに見かけられるレベルです。
このRAMはCPUと同じぐらいスマートフォンをより快適に使っていく上で重要な要素を担っており、単純にこのRAMの容量が高くて良いCPUを使っているスマートフォンほど動作がスムーズで使いやすくなっています。
このarp「AS01M」はCPUこそMediaTekの廉価モデル向けのものを使っていますが、RAMにはハイエンドスマホ級の3GBという大容量な仕様となっています。1万円台のスマホとしては今後も同スペックのスマホは出てこないであろうレベルのRAM容量を積んでいるのがarp「AS01M」の特徴です。
SIMフリースマホも種類が多くなってきた中で差別化や面白みというのが欠けてきましたが、arp「AS01M」の3GBRAMには興味を惹かれレビューしたくなる魅力がありました。
外観・使用感
外観
全体的にはスタンダードな5インチスマートフォンとなっていて、見た目はとても1万円台のスマホには見えません。ホームボタン周辺が若干やすっぽさが見えますが、サイド回りの加工などは高級感を出そうとしているのを感じます。
背面は取り外し可能。プラスチックなカバーではありますが、触り心地も良いので気になりません。個人的にはZenFoneシリーズのプラ背面よりも気持ちがいいです。
無個性なデザインではありますが、それゆえに変な安っぽさもないので、デザイン的には1万円台とはまず思われないでしょう。
大まかな使用感
それでは大まかな使用感についてをレビューしたいと思います。
まずRAMを3GB有してはいるものの、画面をスクロールしていると若干反応の悪さというか引っかかりのようなものが確実にあります。
しかし引っ掛かりは感じるものの、世に出ている1万円台のスマホの中では体感上かなりまともなサクサク感を出しており、多少は引っ掛かりを感じることがあっても値段を考えれば非常に優秀な使い心地があります。
RAM3GBとはいえCPU側が足を引っ張っている印象があるものの、すこしばかり重いサイトでも体感上の使いやすさが変わらないという点は大容量メモリの効果が出ているようです。
元々が2万円台のスマホでもあるため、それを考えれば各動作はとても1万円台には成し遂げられないレベルのスムーズさであるため(引っ掛かりはあるにせよ)、値段込みで考えたら普通にネットやLINE程度ならば問題なくできるでしょう。
ほぼ素のAndroidに近く、独自のカスタマイズなどがされていないため非常にシンプルなつくりになっているため、スマホ好きの人はちょっと飽きてしまう機種ではありますが、2台持ち用のデータ専用スマホとしてや0SIMなんかで間に合うようなネットをそこまでしない人なんかには十分な機種であると言えるでしょう。
ゲーム向けではない
RAMが3GBということでゲーム向きの機種かと考えている人もいるかもしれませんが、まともにゲームをしようと思ったら正直勧められません。
先程から言っている多少の引っ掛かりが気になるのはもちろん、ガラスの品質が悪いのかもしくは加工や保護処理が甘いのか、タッチパネル全体が指で滑らかになぞりにくい問題があります。それ故にタッチパネルの反応の悪さというのが感じられてしまい、特に指を動かすタイプのゲームや細かいメニューやタッチ項目のあるゲームは、割と短時間のプレイでもストレスを感じてしまいます。
気晴らしに数分ゲームをするだけ、という使い方になら問題はないかもしれませんが、数十分という長さでゲームをこのスマホで遊ぼうと思ったら辛いと感じる場面が増えてくるはずです。
RAM3GBの恩恵はあくまでも普通にネットを見るスマホとしての使い方の延長で感じるかと思います。
各MVNOのAPNがプリインストール
こうした性能以外で良いところの一つとして、各MVNOのAPNがプリインストールされているおかげで、開通済みのSIMを入れればいくつかのMVNOは設定せずとも通信が可能になっています。
対応MVNOは以下の通りです。
いくつか情報の古いAPNがあるので注意しましょう。楽天モバイルなんて2015年10月以前の情報です。
1万円台という価格の設定上、恐らくコスト重視の人に需要があるスマホでしょうから、それに合うMVNOとしては
500MBまでは無料のSo-netの0SIM
通話料も将来的にかけ放題系のサービスが始まり安くなるFREETEL
などと組み合わせるといいでしょう。
カメラ
カメラの画質は800万画素。ただしこれは4:3という珍しいサイズでの撮影のみで、16:9のサイズだと600万画素での撮影になってしまいます。
全体的に暗い画になってしまうため、そこまでカメラの画質には期待しないほうが良いでしょう。
風景は良いですが料理や室内には向いていません。
ここはやはり1万円台(元2万円台)のスマホということになりそうです。
その他
後細かいところを見ておきましょう。
バッテリーは比較的持ちます。素のAndroidに近いということもあり、バッテリーを消費させる動きがないというのが要因でしょう。
発熱もないためバッテリーや熱問題については心配しなくて良い機種です。一応バッテリー交換も可能になっており、予備のバッテリー利用も可能なスマホです。
ディスプレイの解像度は良いものの、ディスプレイの発色などチラつきなどの質のところではちょっと2万円台の他のスマホと比較して品質が劣るでしょうか。個体差かもしれませんが微妙なチラつきが明るい画面で目立ちます。
1万円台のスマホとしては高コスパ 望みすぎない姿勢ならば使いやすい
1万円台の超廉価スマホという位置づけながら、RAM3GBという特筆すべきスペックを持っていることで、動きが重くなることが少なく、普通の用途ならば十分すぎる性能を持ったスマホです。
細かい動作の反応遅れなどは気になる点ではあるものの、値段を考えれば十分な許容範囲でしょう。
元々の定価が2万円ということを考えると妥当な性能ではあるものの、それを1万円台で購入できる今回のgoo simsellerでの販売は、格安なSIMフリースマホを欲しかった人にはかなりポジティブな内容になっているかと思います。
所詮、というと言葉が悪いですが、1万円台のスマホではあるためそれに適した激しすぎない利用方法ならば期待には応えてくれる性能です。もともとは2万円台のスマホではあるため、むしろ最初から1万円台のスマホと比べても各種動作は優秀です。
予備の一台やスマホをあまり使わないものの連絡用に持たせておきたい家族用といったスマホには最適かと思いますので、気になっている人はセール中に購入してみてはどうでしょうか。
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